ポスト ハーベスト。 バナナ安全?バナナのポストハーベストとは?

ポストハーベスト かぼちゃ

ポスト ハーベスト

2014(平成26)年度の小麦の自給率は12%。 国産小麦はうどんや中華麺などの麺類に加工される中力粉が主流。 パン用の準強力粉は主に北海道で栽培されています。 最近では大手製パンメーカーでも「国産小麦使用」という優位性を打ち出しブランド化する商品も増えてきています。 ポストハーベスト農薬(収穫後農薬)ってなんだろう? 2013年12月、群馬県にある食品工場が製造した冷凍食品に、マラチオンが混入されるという事件が起きました。 最初は原因がわからず、どこで、なぜ農薬が混入したのか、メディアでずいぶん騒がれていました。 各食品に共通している食材は小麦でしたから、もしかして小麦由来かもと興味を持って経過を見ていたところ、ある日「小麦のポストハーベスト農薬残留の可能性?」という小さな小さな記事が新聞に掲載されているのを見つけました。 「ポストハーベスト農薬」とは、栽培期間中の散布ではなく、収穫後に虫がわかないよう作物に直接散布される農薬のことです。 日本では禁止されていますが、輸入穀物・柑橘類に使用されています。 ほとんど話題にならないのでご存知ない方のほうが多いかもしれません。 ポストハーベスト農薬が問題になったのは、1980年代後半。 小麦の上に白い粉をまいている写真が雑誌に掲載され、「食の安全」に関心がある人のあいだでは「国産小麦」の需要が高まりました。 当時は畜産物の飼料においても「ポストハーベストフリー(PHF)」が優位性を持って語られていたほどです。 小麦だけではないポストハーベスト農薬 さて、スーパーマーケットのグレープフルーツ、オレンジ、レモン、ライム等の売場を見てみましょう。 「防カビ剤としてオルトフェニルフェノール(OPP)、チアベンダゾール(TBZ)、イマザリル、ジフェニル(のいずれか)を使用しています」と値札の近くに表示されているはずです。 これらの農薬は輸送途中にカビが生えないよう、収穫後に本国で散布されたもので、表示が義務付けられています。 発がん性や催奇形性が指摘されているものもあり、小麦と同じく以前は大きな問題になっていました。 昨今ではその表示を見ても何のことかわからないと言う人のほうが多いかもしれませんね。 収穫後農薬は輸送中のカビや虫を防ぐために必要なものではありますが、作物に直接散布されていることもあり、安心して食べられるかどうか気になるところです。 幸い、自給率が低いながらも小麦は国産のものがありますし、ちょうどネーブルや文旦などの晩柑類の季節です。 海を渡り、はるか彼方からやってくるものより、自分の身近で収穫されたもの、国産のものを選択することは、健康にも環境にもよく、また日本の農業を応援することにもつながります。 収穫後農薬の心配がない国産のものを選びましょう。

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【第3回:知らなきゃもっと怖い話】

ポスト ハーベスト

ポストハーベストという言葉をご存知でしょうか?あまり聞きなれない言葉ですが、野菜や果物、穀物などの農産物に対する食の安全を考える上で重要なキーワードの一つとされています。 ポストハーベスト農薬を理解することで、野菜選びの際の判断材料としてご活用いただければと思います。 ポストハーベスト農薬とは? 農産物の出荷時および収穫後、品質を保つために防カビ剤や防腐剤として使用する農薬のことをポストハーベスト農薬といいます。 日本では収穫後の農産物に対して農薬を使用することは禁止されている一方、海外で収穫される輸入品については生産国の基準で使用が認められています。 なぜポストハーベスト農薬が使用されているの? 一般的に海外で収穫された農産物は輸送コストが低い船便で日本に輸入されてきます。 そのため、輸送中の期間に 農産物を害虫やカビ、腐敗などから守り品質を保持するために使用されています。 多くの方がイメージされる農薬は、栽培期間中に使用するものだと思いますが、こういった理由で出荷時および収穫後も農薬は使用されることがあるんです。 安全性について考える 使用可能な農薬の種類や出荷時の残留基準値などは国内外の法律で定められているため、一定の基準を満たしていないと市場に流通できないようになっています。 しかし、あくまで一般的な見解となりますが、ポストハーベストに関する課題は以下のようなものがあるとされています。 濃度 ポストハーベストに使用される農薬は栽培期間中に使用される農薬と比較し、濃度が高いと言われています。 残留性 農産物に残留しやすい出荷時および収穫後に農薬を使用するため、栽培期間中に使用される農薬よりも残留性が高いと言われています。 法整備 日本国内の法整備だけでなく、輸出する側の各国でどのような法整備が行われるのかも重要な課題の一つです。 気になる輸入する側の日本での対策や法整備は、以下のようなものがあります。 ポストハーベストは添加物に該当するため、添加物として指定を受けたものしか使用することができません。 食品衛生法において、食品添加物は、「食品の製造の過程において又は食品の加工若しくは保存の目的で、食品に添加、混和、浸潤その他の方法によっ て使用する物」と規定されているため、収穫後の農作物に防かびを目的として使用される、いわゆるポストハーベストは、食品添加物に該当します。 食品衛生法 第10条の規定により、指定されていない添加物(ポストハーベスト農薬を含む)を使用する食品 について輸入、使用、販売等が禁止されます。 農薬が、収穫前・収穫後のいずれに使用された場合であっても、残留濃度が規制されています。 収穫前に農薬として使われた場合であっても、収穫後にポストハーベスト(食品添加物に該当)として使われた場合であっても、残留濃度が基準値以下 である必要があります。 農薬としての基準値も、食品添加物としての基準値も、同じ物質を同じ作物に使用する場合には、原則として同じであり、残留濃度が、基準値を下回る必要があります。 国が基準を設けて農産物の輸入規制も行っていますので、輸入品すべてが危険というわけではありません。 ただ、食の安全を意識している方にとっては、このポストハーベスト農薬の情報は無駄にはならないかと思います。 野菜や果物、穀物などの農産物は大切な家族が口にするものですので、とことんこだわって素材から選んでいきたいですね。

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「ポストハーベスト農薬を知っていますか?」

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「Getty Images」より ある幼稚園の園長と、いつも親しくお付き合いいただいています。 その園で給食を担当されている管理栄養士さんとも仲良くなり、意見交換をすることがあります。 その方は長年、園児たちの給食をつくってこられて、ここのところ特に気になることがあると言います。 それは、格段に アレルギーを持つ子が増えたことです。 あまりにも事例が多いため、ほかの職員とも協力して、どのくらいの割合で園児にアレルギーがあるかを調べたところ、年少、年中、年長を通じて17%の子供が、なんらかのアレルギーを持っているとのことでした。 以前から、アレルギーを持つ子はいましたが、これほど目立つことはなかったそうです。 さまざまな食品にアレルギーを持つ子がいて、最初のうちは、みんなが同じものを食べられるようにメニューを工夫していたそうですが、途中からアレルギーを起こす食材が増えすぎたため、アレルギーがある子には別メニューを出すようにしているそうです。 しかし、それは容易なことではありません。 いくつものメニューをつくらなければならないため仕入れの品目数も増えるなど限界状態にあり、今後さらに多くの食品にアレルギーを持つ子が入園してきたらお手上げ状態になるということでした。 実は筆者は、この園と協力して何度か園児たちのための給食メニューの開発に取り組んだことがあります。 その際には、アレルギー反応が出ない食材だけを使うという条件で、各回、別のテーマを設定し、メニューを考案しました。 そのメニューはとても好評で、県内のほかの幼稚園でもつくっているということです。 ほかの園のことは詳しく知りませんが、やはりアレルギーを持つ子が多いという話は耳にします。 なぜ、それほど多くの子供たちがアレルギーに悩むようになってしまったのでしょうか。 理由はさまざまあるため特定することはできませんが、私たちが食べているもの全体に、何か反応を起こすような物質が入っていると考えるのが合理的なのかもしれません。 いろいろな食材にアレルギー反応を起こす子がいるのですが、多くの子が共通して反応を起こすのは「 小麦」のようです。 もちろん、小麦にはまったく反応しないが、ほかのいくつもの食品に激しく反応するという子もまれにいますが、小麦に反応を起こす子が圧倒的に多いそうです。

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