効能・効果• 手術中・術後の異常出血• 前立腺手術中・術後の異常出血• 咽喉頭炎の咽頭痛• 咽喉頭炎の充血• 咽喉頭炎の腫脹• 咽喉頭炎の発赤• 口内炎の口内痛• 口内炎の口内粘膜アフタ• 再生不良性貧血の出血傾向• 紫斑病の出血傾向• 蕁麻疹の紅斑• 蕁麻疹の腫脹• 蕁麻疹のそう痒• 中毒疹の紅斑• 中毒疹の腫脹• 中毒疹のそう痒• 白血病の出血傾向• 湿疹及びその類症の紅斑• 湿疹及びその類症の腫脹• 湿疹及びその類症のそう痒• 扁桃炎の咽頭痛• 扁桃炎の充血• 扁桃炎の腫脹• 扁桃炎の発赤• 薬疹の紅斑• 薬疹の腫脹• 薬疹のそう痒• 局所線溶亢進の異常出血• 局所線溶亢進の腎出血• 局所線溶亢進の性器出血• 局所線溶亢進の肺出血• 局所線溶亢進の鼻出血• 全身性線溶亢進の出血傾向 副作用 (添付文書全文) 総症例数2,954例中報告された主な副作用は食欲不振0. 1.重大な副作用(頻度不明) 痙攣:人工透析患者において痙攣が現れることがあるので、観察を十分に行い、異常が認められた場合には投与を中止し、適切な処置を行う。 2.その他の副作用:次記の副作用が現れることがあるので、異常が認められた場合には必要に応じ投与を中止するなど適切な処置を行う。 1).過敏症:(0. 2).消化器:(0. 3).その他:(0. 使用上の注意 (添付文書全文) (禁忌) トロンビン投与中の患者。 (慎重投与) 1.血栓のある患者(脳血栓、心筋梗塞、血栓性静脈炎等)及び血栓症が現れる恐れのある患者[血栓を安定化する恐れがある]。 2.消費性凝固障害のある患者(ヘパリン等と併用する)[血栓を安定化する恐れがある]。 3.術後の臥床状態にある患者及び圧迫止血の処置を受けている患者[静脈血栓を生じやすい状態であり、本剤投与により血栓を安定化する恐れがある(離床、圧迫解除に伴い肺塞栓症を発症した例が報告されている)]。 4.腎不全のある患者[血中濃度が上昇することがある]。 5.本剤の成分に対し過敏症の既往歴のある患者。 (相互作用) 1.併用禁忌:トロンビン[血栓形成傾向が現れる恐れがある(血栓形成を促進する作用があり、併用により血栓形成傾向が増大する)]。 2.併用注意: 1).ヘモコアグラーゼ[大量併用により血栓形成傾向が現れる恐れがある(ヘモコアグラーゼによって形成されたフィブリン塊は、本剤の抗プラスミン作用によって比較的長く残存し閉塞状態を持続させる恐れがあると考えられている)]。 2).バトロキソビン[血栓・塞栓症を起こす恐れがある(バトロキソビンによって生成するdesAフィブリンポリマーの分解を阻害する)]。 3).凝固因子製剤<トロンビンは併用禁忌>(エプタコグアルファ等)[口腔等・線溶系活性が強い部位では凝固系がより亢進する恐れがある(凝固因子製剤は凝固系を活性化させることにより止血作用を発現し、一方、本剤は線溶系を阻害することにより止血作用を発現する)]。 (高齢者への投与) 一般に高齢者では生理機能が低下しているので減量するなど注意する。 (適用上の注意) 薬剤交付時:PTP包装の薬剤はPTPシートから取り出して服用するよう指導する(PTPシートの誤飲により、硬い鋭角部が食道粘膜へ刺入し、更には穿孔をおこして縦隔洞炎等の重篤な合併症を併発することが報告されている)。 (その他の注意) イヌに長期・大量投与したところ網膜変性が現れたとの報告がある。 処方薬事典は医療・医薬関係者向けのコンテンツです。
次のトランサミンは喉の痛みに効果的というのは本当でしょうか? トランサミンについて簡単に記載します。 まずトランサミンは基本的に抗プラスミン薬といわれる止血の効能があるものとして処方されています。 効能とは別に食欲不振、嘔吐、胸やけなどの副作用もごくまれに言われていますので注意し、なにかあれば医師に相談されることをおすすめします。 さまざまな出血傾向に関与するプラスミンの働きをおさえる効能があり、抗出血、抗アレルギー、抗炎症効果をもたらしてくれます。 また全身性線溶傾向にある方や局所性線溶傾向が関与すると考えられる疾患にも効果を発揮します。 このお薬は比較的に副作用も少ない方で安心してお使いになれると思われますが、飲み忘れがある場合には、次の服用時に前回の飲み忘れも含めて増量して飲むことは禁忌とされています。 絶対にしないでください。 Sponsored Link また喉の痛みがまだ初期のものである場合には、服用することでの問題はないとされていて、早期に喉の痛みなどの症状改善もみられる可能性が高いです。 またこれらに対する過度な不安はさけることが必要ですし、個人差もあります。 少しでも異変を感じる場合には医師に相談されるといいでしょう。 喉の痛みがある場合には、基本的に扁桃腺が腫れて炎症を起こしていることが少なくありません。 まずは炎症自体を抑えることを考えましょう。 炎症を抑えることで痛みの大半は緩和されてきます。 また最近のネット情報にもあげられているものの中には、風邪をこじらせた際に効果のあるお薬ランキングという記事もあがっています。 このお薬はランキングの上位にあがってくるほどの評判があり代表的な抗生物質に分類されています。 トランサミンを処方する場合には、医師の処方箋が必要ですので注意してください。 普段から喉の痛みが生じる職業や職種なども関係してきますし、毎日の生活環境やストレスもかかわりがあるでしょう。 近年、効果のあることは評価されてきていますが効能などメリットもあり、止血しすぎるなどデメリットもあることを知った上でお使いください。 Sponsored Link.
次のKey:GYDJEQRTZSCIOI-LJGSYFOKSA-N トラネキサム酸(Tranexamic acid)は人工合成されたであり、・抗炎症剤として出血の予防・治療に用いられる。 重度外傷、分娩後出血、外科手術、抜歯、鼻出血、重度月経などに投与される。 遺伝性血管浮腫にも使用される。 1962年にとにより開発された。 現在に収録されている。 日本国内では止血剤として トランサミンなどの商品名でも販売され、またも存在する。 の適応では第一類医薬品の トランシーノ内服薬が販売されており、ほか有効成分として化粧品にも含有される。 副作用はまれ。 血栓症の危険因子がある場合には注意が必要となる。 投与経路は、経口、静注など。 水に易溶。 味は非常に苦いため、経口投与の際はに製剤化される。 作用 [ ] 血中のはに結合してプラスミノーゲン活性化因子(、)により活性化され、フィブリンを分解する。 トラネキサム酸はここでフィブリンに拮抗してプラスミノーゲンに結合することで活性化を阻害し、これによってフィブリンの分解による出血を抑制する。 抗剤()として、一次線溶亢進による異常出血には極めて有効とされる。 トラネキサム酸は、プロテアーゼのインヒビターとして認識されているが、プラスミン阻害作用、プラスミノーゲンのプラスミン変換の阻害以外に作用点はない。 プラスミンはセリンプロテアーゼに分類されるが、トラネキサム酸はプラスミン以外のセリンプロテアーゼ、例えばトリプシンを阻害しない。 薬物動態 [ ] 血中半減期は1-1. 5時間程度であり、3-4時間以内に腎臓から尿中に排出される。 腎機能障害のある人の場合は半減期が遅延する。 医療用途 [ ] 全身性線溶亢進が関与すると考えられる出血傾向(、、など)、局所線溶亢進が関与すると考えられる出血傾向(肺出血、腎出血、鼻出血など)、扁桃腺炎・喉頭炎による、口内炎による口内痛及び口内粘膜アフタなどに適応がある。 抗炎症作用として耳鼻科領域の喉の痛みを緩和することは出来るが、解熱作用はない。 外科手術等で身体にを加えた後の浮腫などの生体反応を抑えるために処方されることもある。 一般市販品 [ ] 市販のにも配合される商品がある。 従来からの止血剤としては、歯茎の出血・炎症を抑えるとして、などにも入れられている。 (シミ)の治療に内服薬の()が第一類医薬品として販売されている。 トラネキサム酸は日本国外で色素沈着の緩和に用いられたことはなかったが、日本では肝斑が薄くなったということから適用外処方されるようになり、『今日の治療指針2007年版』にも内服薬が処方例として掲載されるようになり、臨床試験が行われ、2007年に一般用医薬品として発売された。 トラネキサム酸は品にも配合される。 2002年にの申請で、医薬部外品の有効成分として承認を得た。 2017年の文献レビューでは、肝斑に対して経口、外用共にトラネキサム酸は他の標準的な治療と少なくとも同等に有効で、副作用が少ない可能性がある。 2018年のレビューでは、経口のトラネキサム酸は500mgの低用量でも、アジア人の肝斑に対して有効である。 2019年の分析では、内服のトラネキサム酸の1日500mg、750mg、1000mg、1500mgの間で服用では肝斑の重症度の指数に有意な差は見られなかった。 副作用 [ ] 内服薬には、軽い月経の減少や胃の不調がある。 併用禁忌薬や、患者の危険因子を慎重により分ければ、それ以外の人では血栓症のリスクは増加されていない。 生体内における線溶(体内で生じた血栓を溶解する生体反応)を抑制する作用があるため、や、などの疾患をもつ人に対しては慎重投与。 また、圧迫止血処置を受けている人や、術後臥床状態にある人は静脈血栓を生じやすいので注意が必要である。 安全性 [ ]• 534) 獣医学分野では、イヌやウシの手術時および出血を伴う疾患の出血防止、哺乳豚の下痢などに使用する。 出典 [ ]• British Medical Association. 2015. 170. Shakur, Haleema; Roberts, Ian; Fawole, Bukola April 2017. The Lancet. www. medicines. org. uk 2016年9月. 2016年12月14日閲覧。 Shosuke Okamoto and Utako Okamoto. Keio J Med. 11, 105-115• 平成19年3月22日. 薬事・食品衛生審議会一般用医薬品部会. 2007-3-22. Ando H, Matsui MS, Ichihashi M. 2010-6. International journal of molecular sciences 11 6 : 2566—2575. Pazyar, Nader; Yaghoobi, Reza; Zeynalie, Maryam; et al 2019. Clinical, Cosmetic and Investigational Dermatology Volume 12: 115—122. Marina Perper, Ariel Eva Eber, Rachel Fayne, Sebastian Hugo Verne, Robert James Magno, Jessica Cervantes, Mana ALharbi, Ibrahim ALOmair, Abdulkarem Alfuraih, Keyvan Nouri 2017-6. American journal of clinical dermatology 18 3 : 373—381. Dermatologic surgery 44 6 : 814—825. European journal of dermatology 29 1 : 55—58. Fahmida Malik, Malik Muhammad Hanif, Ghulam Mustafa 2019-6. Journal of the College of Physicians and Surgeons 29 6 : 502—504. Budamakuntla L, Loganathan E, Suresh DH 2013-7. Journal of cutaneous and aesthetic surgery 6 3 : 139—143. Janney MS1, Subramaniyan R2, Dabas R; et al 2019. Journal of cutaneous and aesthetic surgery 12 1 : 63—67. Atefi, Najmolsadat; Dalvand, Behzad; Ghassemi, Mahammadreza; et al 2017. Dermatology and Therapy 7 3 : 417—424.
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