炭治郎 背中。 もし炭治郎が、日の呼吸の適性が最適最強だったら その9

【鬼滅の刃】202話のネタバレ【炭治郎に人間に戻る兆しが!?】|サブかる

炭治郎 背中

竈門禰豆子には自慢の兄がいる。 子供が6人もいる大家族の長男で、父が死んだ後は一家の大黒柱となり家族を支えてくれた。 父は身体が弱く何処か植物のように浮世離れしていたのに対し、兄は子供らしくなかった。 禰豆子は兄が泣いている所を見たことがなかった。 父が死んだ時でさえ気丈にふるまい、どんなに辛くとも泣き言一つ聞いた事がない。 以前辛くないかと尋ねた所、兄は優しく微笑んで頭を撫でながら告げた。 『俺は長男だからさ。 みんながいるから、俺は頑張れるんだ』 そんな兄の唯一の趣味が舞だった。 父から習った呼吸と舞を何度も何度も、それこそ体に染み付けて一夜明かすほど続けていた。 一度試しにその呼吸を行ったところ、すぐ苦しくなり続けられなかった。 こんな苦しいのに続けて大丈夫なのかと次男の竹雄が心配そうに聞けば、兄は恥ずかしそうに頬を掻きながら苦笑した。 『これは、父さんが代々受け継いできたものだから。 ……強くて優しい、お侍さんが残してくれた大切なものだからさ』 兄は近くにいても何処か遠い所にいる印象だった。 まるで知らない遠くの出来事を知っているようで、父から譲り受けた花札の耳飾りに触れながら、空を見上げる兄はそのまま飛んでいってしまいそうな雰囲気だった。 竈門禰豆子は兄が好きだ。 少し天然が入っていて、嘘を吐くのが大の苦手で、強くて優しい兄が大好きだ。 俺が戻らなかったら、逃げてその耳飾りと舞を継承していってくれ」 耳飾りを渡してくる兄が、遠い。 額に広がるのは、火傷の後を塗り潰すような痣。 今にも消えてしまいそうなその姿を見て、禰豆子は思う。 幸せが壊れる時、いつも血の匂いがした。 一つは自身の記憶。 物心着いた頃からの大切な記憶。 そしてもう一つは、とある侍の記憶。 強くて優しく、けれど大切なものを零してしまった悲しい記憶。 その事を父に相談すれば、父は記憶の遺伝だと言った。 記憶の出来事は現実の事。 だからこそ炭治郎は強さを求めた。 この世界に鬼はいる。 ならば鍛えなければならない、家族を守るために。 泣き言は言わなかった。 どんなに辛くとも、それ以上に悲しい事を知っているから。 例え肺が破裂しそうでも、記憶の大切な人を失った時の痛みと比べれば耐えられた。 記憶と父の教えから、世界が透き通るようになった。 特殊な呼吸で一日以上舞を続けられるようになった。 それでも、これほど努力を続けれも記憶の侍には届かなかった。 成果も出ずに時間だけが過ぎ去っていく。 父が死に、炭治郎が一家の大黒柱になろうとも完全な再現は困難だった。 「……ああ、そうか。 今日なのか」 目を覚ます。 窓から差し込む月明かりが時刻を告げる。 起き上がり、異常な熱さを訴える身体を無視して皆が眠る寝室から出る。 奇妙な感覚だった。 嘗てないほど落ち着いている。 全身の細胞がこの時を待ち続けていたかのように燃えている。 きっと、この熱は命の炎なのだろう。 「お、兄ちゃん? どうしたの、こんな時間に。 それに、その痣……」 物音に目が覚めてしまったのか、禰豆子が炭治郎の背後に立っていた。 炭治郎の異様な雰囲気に息を呑むと、普段とは違うように戸惑いを隠せなかった。 炭治郎は視線の先である額に手を当てる。 恐らく、ここに痣が浮かび上がっているのだろう。 そしてそれは、避けようにもない別れを意味していた。 「禰豆子」 炭治郎は名前を呼んだ。 大切な妹の名前を。 浮きだっていた身体に芯が入る。 何のために戦うのか、何のために力を求めたのか。 理由は今も昔も変わらない。 「この耳飾りを頼んだ。 俺が戻らなかったら、逃げてその耳飾りと舞を継承していってくれ」 父と同じように、耳に付けられていた耳飾りを外して禰豆子に渡す。 最悪の事態を想定して、かつて言われたことを繰り返した。 意識を失い倒れ掛かる禰豆子を炭治郎は受け止め、寝室に寝かせる。 「……最低なお兄ちゃんでごめんな、禰豆子。 みんな」 最後まで一緒に居られなくて、ごめんなさい。 親不孝な息子でごめんなさい。 薪を切る斧を手に、玄関の扉を開ける。 寒い夜に吐息は白く空へ昇り、満月が辺りを照らしていた。 今日は月が綺麗だ。 こんな月を最後に見れて良かった。 鬼からの報告で花札の耳飾りを付けた少年が出たと聞いた時には忌まわしい過去を思い出し不愉快の極みだったが、その少年が鬼狩りと関わりがないと分かり心から安堵した。 あのこの世の不条理のような存在がそう何度も現れるはずがないと分かっているが、それでも万が一の確率を潰すために無惨自ら出向いていた。 部下の鬼に頼むはずがない。 もし万が一逃げられでもして、鬼狩りと遭遇した場合、きっと無惨はその鬼を100回殺しても殺し足りなくなるだろう。 そのような例外を発生させないためにも、無惨自ら出向いていた。 今回やるべきことは簡単なはずだった。 花札の耳飾りを付けた少年を家族諸共皆殺しにして憂いを絶つ、ただそれだけのはずだった。 振り抜かれた刃が頭部を潰し、視界が遮られた瞬間に両の足が切り裂かれた。 すぐさま足が再生して、周囲一帯を管で薙ぎ払う。 触れようものなら細胞を殺す毒を流し込んで殺せる管だが、掠りもしない。 頭部が再生し、この元凶の姿が目に映る。 その姿は、町中にいるただの少年だった。 忌まわしき鬼狩りの服装でもなく、持っている得物は日輪刀でもないただの斧。 文字通りただの人間。 無惨にとって、その少年は何処までも歪だった。 これが鬼殺隊の一員ならば、まだ理解できた。 あの異常者達の一員ならば、障害になるのは理解できる。 これが花札の耳飾りを付けた少年だったならば、まだ納得できた。 あの侍と関係する者ならば、こうして殺せないことも納得できた。 だが違う。 この男は鬼殺隊でもなければ、花札の耳飾りの関係者でもない。 ただの人間相手に手こずっている。 それが無惨の怒りに更に火を付けた。 そう、更に火を付けたという事はそれだけではない。 無惨には目の前の少年がどうしようもなくあの忌まわしき男と姿が重なって見えた。 『何が楽しい?何が面白い?命を何だと思っているんだ』 幻聴が聞こえる。 あの忌まわしき顔が少年の背後に浮かぶ。 同じ位置に浮かんだ痣が、奴が現世に帰ってきたような錯覚を引き起こす。 それだけならばまだ無惨は冷静さを保てた。 所詮は他人似。 本当に追い込まれれば無惨は慢心を捨てて逃亡を選択できる男だった。 だが、その目だけは駄目だった。 憐れんでいた。 殺意が無ければ、敵意もない。 鬼殺隊のように鬼に何もまだ奪われていない少年にとって、鬼舞辻無惨は悲しい存在だった。 記憶の中に彼が行ってきた罪がある。 それでも、この鬼がここまで道を踏み外す前に止められたのではなかったかと、一人悲しんでいた。 そして、それを無惨は憤怒の中で感じ取っていた。 殺意ならば、あの異常者達と受け流せた。 恐怖ならば、その愚かさに鼻で笑っていた。 死の恐怖に怯えていた無様な自分を思い出させるその目だけは、無視することはできなかった。 嘗てない憎悪に共鳴するように肉体が更なる進化を遂げる。 肉体の至る所から口が生え、衝撃波を辺り一面撒き散らしながら少年に襲い掛かる。 日の出まで、あと一刻。 身体が重い、全身が焼けるように熱い、まるで水中にでもいるような息苦しさが抜けない。 どれだけ時間が過ぎただろうか。 今まで日没から夜明けまで舞を続けていても息切れ一つしなかったというのに、既に息は切れ犬のように舌を出しながら酸素を求めている。 死ぬかもしれないという攻撃を奇跡的に避けて、もう何度目だろうか。 舞とは違い、攻撃を躱しながら舞を続けるという精密作業は集中力を著しく削り、心身ともに疲労していた。 それでも、この男を逃がす訳にはいかない。 透き通る世界で見える筋肉一つ一つを決して見逃さず、行動の起こりを限りなく防ぐ。 回避と共に攻撃の隙を突くのは、竈門家に代々受け継がれてきた舞。 この円環をもって日輪となす。 故にヒノカミ神楽。 終わる事のない舞を繰り返しながら、衝撃波を躱し右腕を絶つ。 決して攻撃個所を一部に限定してはならない。 相手は鬼、一部を限定して硬化させるなど容易いこと。 そして同時に打ち合えば、簡単に脆く砕けるのは炭治郎の方だ。 故に、狙うは後の先。 相手を倒すのではなく、相手に何もさせたい戦い方。 そもそも最初から炭治郎は鬼を倒すつもりなどなかった。 鬼を倒す方法は2つある。 一つは日輪刀で首を切ること。 少年に目もくれず無惨が空を見上げれば、黒い空はほとんど白く塗り潰され、山と山の隙間から太陽が姿を現す直前だった。 周囲が戦闘の影響で樹々が軒並み斬り落とされていたため、大きく跳躍して近くの木の陰に隠れる。 斧を持つ腕は疲労で震え、肩で息をするほど疲労が溜まっているのが目に分かる。 至るところを木の破片や吹き飛ばした砂利で怪我を負い、血だらけとなっていた。 見るからに瀕死なのが理解できる。 それなのに、 「貴方が、家族みんなを襲わないというのなら、俺は貴方を追いません。 もう二度と、この山に近づかないで下さい」 何を、この男は言っている。 傲慢も慢心も恐怖も憎悪も、彼の中で無数に蠢く感情は全て塗り潰された。 この人間に、最大限の絶望を味合わせてやる。 無惨は微動だにしなかった。 だからこそ、少年は反応出来なかった。 今までとは違う、行動の起こりを隠す攻撃に。 少年の足元。 地面から突如突き出てきたのは細長い管。 威力を殺しただ相手に刺す事のみに特化したそれを、少年は限界の身体を酷使しそれでも間一髪で気づき斧で絶ち切った。 これが限界突破。 故に、次はない。 単純な話だ、無惨は隠すために地面から管を2本、時間差で攻撃しただけに過ぎない。 単純ゆえに予測が困難。 今までその肉体の性能のみで怪物の如く戦ってきた相手が突如人のように不意打ちを繰り出すなど、先入観から推測不可能である。 自らを完璧に近い生物と信じて疑わない無惨が傲慢さを捨ててでも見せた技。 「私を憐れんだ人間、貴様には相応しい末路を与えてやる」 管から流すのは細胞を殺す毒? 否、そんなものは生易しい。 「貴様も、憐れむ存在と同じになれ」 即ち、鬼へと。 血が流し込まれる。 並大抵の鬼ならば耐えきれない程の血液。 流し込まれた総量は十二鬼月に匹敵する。 管を抜けば、少年は膝を付いた。 血管が浮かび上がり、牙が生え細胞が変異していくのが感じる。 この鬼と化した少年が守りたがっていた家族を喰らい絶望する姿を見るのも悪くないが、それ以上に無惨にはこの少年が憐れんだ鬼と同様の死に様を晒す方が好ましかった。 「鳴女」 空間操作の血鬼術を持つ鬼の名前を呼び背後に無限城へと続くふすまを開かせて、その傍に立ちながら無惨は鬼と化した少年の末路を眺める。 無惨が立っているのは樹々によって日の光は遮られており、仮に朝日が昇っても少年が燃え尽きる様を見る程度の余裕があった。 日の照らす世界に、その存在など許さないように。 夜の住人である鬼の身体は、超再生も追い付かない速度で灰と化していく。 「ハ、ハハハハハハハッ! いいぞ、私を憐れむ者などこの世に一欠けらも許すものか!」 自分を脅かした存在の末路に無惨は耐えきれず哄笑する。 悲鳴と哄笑。 炎と灰。 あり得ない現実を前に、彼の保有する五つの脳の全てが思考停止する。 もう一つ、少年の絶叫が止んだのは何故か。 理由は単純。 声を上げる必要が無くなったから。 日に浴びようとも、その細胞は燃えて灰になることもなく、日の世界にその存在を認められていた。 鬼の弱点を克服した存在が、そこにいた。 「……見つ、けた」 無惨の身体が震える。 千年もの間待ち焦がれ続けてきた鬼の存在に、無惨は飛び出した。 肉体を変異させる。 全身の肉を分厚く盛り上がらせ、人の背丈の数倍はあろう赤子のような姿は肉の鎧そのもの。 短期間であれば太陽の下でも活動できるその姿で、無惨は膝を付く少年の身体に飛び掛かった。 「貴様を取り込めば、私も太陽を克服する事が出来るのだ!」 手を伸ばす、夢の体現へと。 彼の心にあるのは、これからの不安なき未来のみ。 もはや無惨の目には、未来しか見えていなかった。 苦しくて、辛くて、痛くて、生きている事さえ否定されているようだ。 炭治郎は内側の血と外側の太陽の光に全身を蝕まれていた。 頑張った。 本当はこんな痛い事したくなかった。 斧を薪ではなくて人に向けるなんて、本当は怖くて怖くて仕方なかったのだ。 それでも頑張って耐えて、耐えて耐えて耐えて。 自分ではなくなっていく恐怖と身体が灰になっていく恐怖にも我慢して。 プツリと、何かが切れてしまった。 ここまで耐えてきたのだ。 なら、もういいじゃないか。 もう、苦しい思いをしなくてもいいじゃないか。 その気がかりが、寸前の所で踏み留まらさせる。 限界だったはずの四肢に、ほんの一欠けらの力が宿る。 右目は禰豆子や皆の家族の姿。 左目は見たこともない、だけど知っている優しい女性の姿。 差し伸べられた手の平を、両の目でそれぞれ握り返す。 たとえ過去が変わろうとも、変わらない温もり。 覚えているはずだ、その幸福を。 自分のようにはなるなと、まだ何も失っていない者へ。 貴方はまだ、間に合うのだと。 眼前には赤ん坊の姿をした怪物が手を伸ばしてきている。 斧は手から零れ落ち、再度拾う時間も余裕ももはや残っていない。 動けるのは後一回だけだろう。 炭治郎は足の裏に力を込め、全力で蹴り出した。 次はない。 ここで全てを終わらせる為に。 巨大な肉の壁を削り切るには素手では足りない。 ならば、増やすしかない。 そしてその術を、炭治郎は理解していた。 その尾は一つ一つが鋭利な刃と化しており、炭治郎の想像通り変幻自在に蠢いている。 思う通りに動くのならば問題ない。 炭治郎はそれを無意識に動けるまで身体に染み付けてきたのだ。 ならば、十二同時に型を振るうなど、容易いことだ。 炭治郎は瞬時に1500個の肉片を斬ることなど出来ない。 だが、迫る肉体を肉片に絶ち切る事は出来た。 十二の尾がそれぞれ別の型を振るう。 それは即ち、ヒノカミ神楽拾弐ノ型全てを同時に放つという事。 (な、に? な、何が起こった!?) 無惨は気づけば、自身が少年を見上げている事に気づいた。 それと同時に声が出せなくなっていることも。 自身を見下ろす少年に憎悪が湧き咄嗟に右腕で叩き潰そうとするが、そこで腕が動かない事に気づいた。 否、腕だけではない。 見上げる瞳以外何一つ動かない。 そこで無惨はようやく辺りを見渡して漠然とした。 周囲一帯に広がる肉片の山。 それは即ち、自身が細切れに刻み込まれた事を差し示していた。 そして。 少年の周りに散らばっているということは。 太陽の当たる場所に無防備にいるという事だ。 無惨は咄嗟に散らばった肉片を再生させて影へ逃げ込もうとするが、 (馬鹿な、再生しない!?) 斬られた肉片の断面はまるで細胞が死滅してしまったように再生を始めず、次々と灰へと化していく。 それはまるで、耳飾りの剣士に斬られた時と同じようで。 ここに、無惨の結末は決まった。 もはや何に対して怒りを燃やしているのかすら分からない程の憤怒の激流。 最後の一撃だったのか、少年は佇んだまま気を失っていた。 ただそれに気付かないほど無惨は怒りを燃やし、日影で見えない少年の顔を睨み付けながら管から血を送った。 それは、少年が鬼に成り切れていないため完全な鬼にして殺すためだったのか。 或いは、自身が生きた証を少年に託したのかは定かではない。 ただ分かる事は一つだけ。 鬼舞辻無惨は灰と化すまでに、自身の血に匹敵する総量の血液を輸血し、少年はただ立ち続けた。 それだけが、この場の真実だった。 朝目覚めて兄の姿が見えなかった禰豆子は、途方もない不安感に襲われ兄の姿を求めて走った。 雪道に残る微かな足跡を頼りに駆ける。 走り出してどれほど経ったか。 樹々が切られ広がった広場に、炭治郎は佇んでいた。 炭治郎の周囲には雪と灰が舞い上がり、炭治郎の後ろ髪がなびく。 その姿に、何故か禰豆子は不安感を抱いてしまった。 いつも何処か遠い兄の姿。 それが、決定的な境界線を越えてしまったような漠然としたズレ。 『日本一慈しい鬼』退治だ。

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鬼の王 竈門炭治郎

炭治郎 背中

鬼滅の刃22巻191話のネタバレ 炭治郎の目覚め 炭治郎の腕に注射を刺す愈史郎。 竹内に連れて行かれた村田は無事、愈史郎を助けることに成功し、そのまま炭治郎を手当するため戻ってきていた。 村田は炭治郎の刀を放してやろうとするが、戦う意志の現れなのか、頑なに放そうとはしない。 すると薬の効果が表れ次第に炭治郎の脈が戻ってくる。 村田必死に炭治郎へ呼びかける。 しかし再び脈が弱まってきてしまい、諦めかける愈史郎。 だがそれでも村田は諦めず、涙を流しながら無惨が逃げてしまうと呼びかけ続ける。 その時だった。 突如あたりに何かが軋むような音が響き渡る。 動揺する村田と竹内に愈史郎は一言、刀だと告げる。 この音は炭治郎が刀を握りしめている音だったのだ。 その音が一際大きくなったその時、炭治郎がついに目を覚ます。 優勢から一転 無惨との戦いを隠の一人が物陰から見ていた。 戦いを優勢に進める柱たちに、隠はついに無惨を倒せると期待を抱く。 赫刀による攻撃で遅くなった再生、そして愈史郎の札を柱たちも使うことで戦いを有利に進めていく。 そこで行冥は無惨が心臓と脳を複数持っていることを初めて知る。 複数箇所、しかも移動するこの急所を突くには、複数人必要と判断した行冥は、その場にいる仲間に凝視しろと呼びかける。 体が透けて見えないかと。 言われたとおり小芭内が無惨の体を凝視すると、一瞬だけ透けたように見えた。 しかし次の瞬間、とてつもない音と揺れが巻き起こり、無惨の周りから全員が姿を消す。 炭治郎復活 物陰で見ていた隠は何が起こったかわからず、動揺し辺りを見回した。 するとそこには周りの壁に叩きつけられ、地面に転がる柱たちの姿があった。 優勢かと思われた戦いも一瞬にしてひっくり返されてしまったのだ。 唯一攻撃を逃れたカナヲも、無惨を前に膝から崩れ落ち動けない。 そこへ無惨がゆっくりと近づき腕を振り上げる。 隠が身を挺して止めようと走るがとても間に合わない。 無惨の腕を斬り落としカナヲを救うと、後を隠に任せ、無惨と対峙する。 意識は取り戻したものの、顔の右半分はまだ異様に腫れ上がっており、その姿を見た無惨は醜い姿と罵る。 これではどちらが鬼かわからないと。 しかし目の前に立つ炭治郎に無惨は、かつて自分を追い詰めた縁壱の姿が重なって見える。 そんな無惨に対し炭治郎は静かに、終わりにしようと告げるのだった。 鬼滅の刃22巻191話の扉絵とタイトル考察 今回の扉絵は炭治郎と縁壱が背中合わせで立っているものです。 血の繋がりはなくとも、炭治郎こそが縁壱の後継者であるという事を表しているのでしょうか。 エピソードタイトルは「どちらが鬼か」。 これは今回のラストで無惨が言った台詞からのようですね。 鬼滅の刃22巻191話の名台詞 今回印象に残った台詞は村田の「無惨が逃げちまうぞ、早く行かなきゃ」です。 炭治郎が目を覚ますきっかけになったこの台詞。 先祖の記憶により、無惨を逃してしまった縁壱の深い後悔を感じていたからこそ、この言葉が何より深く響いたのでは無いでしょうか。 鬼滅の刃22巻191話の感想・考察まとめ 今回は炭治郎の目覚め、そして復活、優勢に見えた戦いからの全滅と大きく物語が動きました。 次々に状況が好転していき、これからという瞬間での出来事だったので衝撃でしたね。 炭治郎が復活することで、なんとかこの場をつなぐことはできましたが、ここからは一人です。 炭治郎は夜明けまでの一時間近く、無惨をこの場にとどめておくことができるのでしょうか。 192話の展開に注目しましょう。

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漫画|鬼滅の刃10巻(第80話〜88話)3行ネタバレと感想|兄妹の鬼VS炭治郎

炭治郎 背中

この記事の目次• 主要キャラクターの現在状況一覧 最新の動き 最新話の考察はこちら 平和な世界で暮らす子孫が描かれ完結! 舞台は現代東京。 そこでは炭治郎や禰豆子、善逸伊之助たちの子孫が平和に暮らしていました。 戦いで死亡した者たちも転生を果たし、おばみつや胡蝶姉妹も再会。 そして伊之助とアオイの子孫により、ついに 青い彼岸花が全て消滅します。 邪悪な鬼が生まれない、真に平和な世界が訪れたのでした。 204話で物語は戦いの3ヶ月後へ 最終決戦から3ヶ月後、炭治郎は蝶屋敷にて治療を受けていました。 炭治郎の退院が近く、愈史郎や宇髄、煉獄家、義勇や実弥など多くの人が駆けつけます。 一方で産屋敷邸では最後の柱合会議が行われ、鬼殺隊の解散が決定。 解散後に炭治郎・禰豆子・善逸・伊之助の4人は、炭治郎の実家で暮らすことに。 そして最後には、物語が高層ビルの立ち並ぶ現代へと移ります。 鬼化で一時回復するも、どちらも機能停止に。 3ヶ月間治療を受けた後、禰豆子・善逸・伊之助と共に 雲取山の実家で暮らし始める。 生存 鬼化した炭治郎を説得する際に傷を負ったが、大きな後遺症もなく回復。 炭治郎・善逸・伊之助と共に 雲取山の実家で暮らし始める。 生存 無惨戦で左足を負傷していたが完治。 育手である桑島の遺骨を持って、炭治郎・禰豆子・伊之助と共に 炭治郎の実家で暮らし始める。 生存 無惨戦で全身を負傷していたが完治。 蝶屋敷にてアオイの優しさに気づくが、炭治郎・禰豆子・善逸と共に 炭治郎の実家で暮らし始める。 生存 鬼化した炭治郎を救う際に負傷したが、その時の傷は完治し視力も無事。 実弥から鏑丸を譲り受け、鏑丸と共に暮らすことに。 死亡 上弦の壱・黒死牟戦にて、身体を両断され瀕死。 最期には鬼のように身体が崩れていき消滅。 精神世界で炭治郎の背中を支え、人間に戻すことに貢献する。 生存 無惨戦で右腕を欠損。 以前より短髪になっている。 最後の柱合会議で鬼殺隊解散を了承した後、 炭治郎を見舞いに来訪する。 死亡 無限列車編にて、猗窩座と戦い死亡。 炭治郎や善逸、伊之助たちに成長を促す言葉を遺し、大きな影響を与える。 精神世界で炭治郎の背中を支え、人間に戻すことに貢献。 生存 上弦の陸との戦いで、左目と左手を欠損。 3人の嫁とともに、 炭治郎を見舞いに来訪し、再会を心から喜ぶ。 死亡 上弦の壱・黒死牟戦で、胴体を両断され死亡。 最後まで黒死牟を食い止め、勝利の立役者に。 精神世界で炭治郎の背中を支え、人間に戻すことに貢献する。 死亡 上弦の弐・童磨戦にて喰われて死亡。 しかし自身に仕込んだ毒を見舞い、童磨を瀕死に追い込む。 カナヲに人間戻りの薬を託し、精神世界では炭治郎の背中を支え、人間に戻すことに貢献する。 死亡 無惨戦で致命傷を負い、最期の時を伊黒と共に過ごす。 精神世界で炭治郎の背中を支え、人間に戻すことに貢献。 死亡 無惨戦で両目を失明し致命傷を負い、最期の時を甘露寺と共に過ごす。 精神世界で炭治郎の背中を支え、人間に戻すことに貢献。 生存 無惨戦で右手の指を欠損。 最後の柱合会議で鬼殺隊解散を了承した後、カナヲに鏑丸を譲り渡し、 再会した禰豆子に元気で生きるよう伝える。 死亡 左足を欠損しつつも無惨の逃亡を幾度となく阻止。 激戦の末死亡するが、 精神世界で炭治郎の背中を支え、人間に戻すことに貢献する。 死亡 産屋敷を襲撃した鬼舞辻無惨を巻き込んで、屋敷ごと自爆し死亡。 死亡 産屋敷を襲撃した無惨へ、人間に戻る薬を投入して抑え込む。 無惨に頭を潰されて死亡するが、 実は老化する薬も加えており、死亡してなお無惨に一矢報いる。 生存 茶々丸とともに炭治郎の見舞いに訪れ、珠世の後を追おうとしていたことに勘付かれる。 その後、行方はわからなくなるが現代編では……? 生存 炭治郎が退院する前日、蝶屋敷に来訪。 炭治郎・禰豆子との再会を心から喜ぶ。 鋼鐵塚蛍 生存 刀鍛冶の里で重症を負うが生存。 炭治郎を見舞いに訪れる。 産屋敷輝利哉 生存 鬼が消えたことに伴い、鬼殺隊の解散を決定。 命を懸けて戦った義勇と実弥に、 深々と頭を下げて感謝の言葉を伝える。 死亡 太陽に灼かれ完全に消滅。 しかし日光に焼かれる前に、炭治郎を鬼化させる。 精神世界で炭治郎の支配を目論むが、失敗に終わり 精神世界に取り残されることに。 死亡 悲鳴嶼、不死川兄弟、時透との戦いで頸を落とされる。 なおも再生するが、自分のおぞましい姿に絶望し、亡き弟・縁壱を想いながら消滅する。 死亡 毒を仕込んだしのぶを喰らったことで弱体化し、最後にはカナヲと伊之助により頸を斬られ死亡。 死亡 義勇と炭治郎と戦い頸を斬られるが復活。 しかし大切な人との回想を経て、自ら消滅することを選び朽ちる。 死亡 半天狗の補填として、現上弦の肆になる。 愈史郎が乗っ取り無限城を操作するが、防ごうとする無惨によって処理される。 死亡 刀鍛冶の里を襲撃するが、炭治郎たちに討伐され死亡。 死亡 半天狗と共に刀鍛冶の里を襲撃するが、時透により討伐され死亡。 死亡 堕姫の補填として、現上弦の陸となる。 無惨の屋敷で鬼殺隊の前に立ちはだかるが、激昂した善逸によりあっという間に討伐される。 死亡 遊郭を調査しに来た、宇髄天元と炭治郎たちにより討伐され死亡。 30日以内に解約すれば料金は一切かからない上に、U-NEXTで配信しているアニメも見放題なので、気軽に体験して無料で漫画を読んじゃいましょう。

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