スタディー ハッカー。 スタディーハッカー、最先端AI技術を活用した音読などのスピーキング能力評価ツールを提供開始

株式会社恵学社、「株式会社スタディーハッカー」に社名変更|株式会社スタディーハッカーのプレスリリース

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vol. 132 株式会社スタディーハッカー 「長居したくなるオフィス」を目指さない。 学びの領域に先進的な科学の知見を取り入れ、効率的な学びを提案し続けています。 2015年から始めた大人向けの英語スクールである StudyHacker ENGLISH COMPANYは、現在入会待ちが700人いるという人気ぶりです。 東京本部オフィスは、会社が重視する「Study Smart」を仕事にも体現できるシンプルな作り。 効率性を高める意識は、働き方にも影響を及ぼしているのだとか。 今回は、そんな スタディーハッカー のオフィスの様子をレポートします。 2019年09月11日 text by 卯岡 若菜 photo by 原 哲也 この記事を読むのに必要な時間は約 14 分です。 田畑さん たとえば「リスニングが苦手だから、とにかく大量にリスニングをすればいい」という風に考える人がいます。 もちろん、効果がまったく出ないわけではありませんが、誰にとってもそれが効率的な方法かと言われると、必ずしもそうではないんですね。 ENGLISH COMPANYでは、その人の英語力や問題点に応じた合理的な学びを提供するため、体系的な指導ができる専門性を持った人が講師を務めています。 指導は日本語をベースとして行われます。 スタディーハッカーが目指すところが浸透してきたのか、採用に関する大きなギャップはなくなりました。 どうしてもうちで働きたい、と転職される教育関係の方や、新卒で応募してくれる言語学専攻の大学生・大学院生も増えました。 田畑さん ごちゃごちゃしていると集中できなくなり、ストレスが溜まってしまうんです。 出社したら邪魔なものがなくすぐに仕事に取りかかれる状態を維持しようと心がけています。 効率的に働けるシンプルなオフィスから、合理的な学びを追求する 教育についての専門性をベースに、合理的な学びを提供するスタディーハッカー。 オフィスで働く人たちの効率的に仕事を進めるてきぱきとした姿が印象的でした。 スタディーハッカーが提供するENGLISH COMPANYは、評判が評判を呼び、ますます人気を集めています。 バックオフィスを一ヵ所にまとめた新オフィスで行う効率的な仕事で、今後も新拠点を精力的にオープンし、「合理的な学び」を追求していきます。

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スタディーハッカー、ベネッセグループに参画|株式会社スタディーハッカーのプレスリリース

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英語学習では本来、学習者の課題を発見し、その課題に合わせて解決のためのアプローチ(メソッド)を選択するということが必要なはずです。 ですが、そのことはあまり浸透していないという思いがありました。 英語学習のアプローチとして、「このメソッドがいいよ」と言われたものを「なんか良さそうだからやってみる」っていうパターンは意外と多いものです。 でも、世の中にはいろいろなメソッドが溢れていて迷ってしまいますよね。 また、試してみたけれど効果がなかったという声を聞くこともありますが、それは、ひとつひとつの方法そのものが悪いわけではなく、解決すべき課題と、選択したアプローチズレがあることに問題があります。 重要なのは、言語習得には第二言語習得研究によって明らかになった、ある程度普遍性をもった「効率的な学習プロセス」があるのだということを知っていただくことだと思ったのです。 まず、自分がどの段階にいるのか、何が足りてないかということを理解して、それに合うメソッドでトレーニングしていくことが、学習者にとって無駄のない学習方法であることをお伝えする内容となっています。 その頃から英語は好きで、学校の教科書として使っていた『NEW HORIZON』を自分の部屋で飽きずに音読していました。 学校の授業中に聞かせてもらったCD音声を思い出しながら、登場人物の物真似ができるくらいまで繰り返していましたね(笑) 通っていた中学校の地域ではカナダに姉妹都市があり、そのつながりで中学生親善大使としてカナダに派遣されるという企画があったのですが、ぜひ行ってみたいと応募したところ、選んでいただくことになりました。 その時に一週間ほどカナダを訪れたのが初めての海外。 いつかは本格的に留学したいなと思い始めました。 高校は地元で、英語にとても力を入れていて、帰国子女などもたくさんいるような学校に進学しました。 当時から英語の「音」がとても好きで、音マネの威力か、英語暗唱大会ではネイティヴの先生から帰国子女と間違えられたこともありました。 暗唱した英語以外はほとんどしゃべれなかったんですけどね(笑) その頃、AFSという留学団体で、海外からの留学生と交流したりするイベントによく参加していたのですが、それがきっかけでチャンスをもらい、アメリカに1年間留学することになりました。 でも、3年生で就職活動を始めたときに、自分のことをきちんと見直して「一般企業に就職するのは自分には向いていないかもしれないな」と思ってしまったんです。 英語そのものが好きでしたから、英語をツールとして使って何かをするというよりは、英語そのものを追求していきたいなと考えたのです。 そこで、言語系に進むべきだと考え、4年生の時に教員免許のための単位を取り始め、その後、大学院に進み英語教育を専攻しました。 大学院では第二言語習得研究をはじめ言語学や音声学などを広く学びながら、そういった知見を応用して、いかに実際の教育現場に落とし込むかということについて学んでいました。 その研究科には同じく教員を目指す仲間や、現職の学校の先生などもいらして、みなさんとても真剣に英語教育について取り組んでいて、刺激を受ける環境でした。 ただ、実際に学校に勤めている先生方からは、やはり大きな組織の中で必ずしも思うような教育を実践できない、というジレンマもよく耳にし、残念に思うこともありました。 出会いというより再会でした。 中学1、2年生のころ、岡が塾講師として働いていた地元の学習塾に通っていたんです。 すごく面白くて私の中では印象に残っていて。 それで大学院の頃に、たまたまSNSで友人が岡を見つけて再会したんです。 岡は塾の立ち上げを考えていて、私が英語教育の研究をしている話をすると、「それは世の中に絶対に必要なことだ。 英語教育を変えていこう」という話になりました。 それがいまの会社の立ち上げの話に繋がっていきます。 新卒で会社設立に関わるなんて、親にも心配されましたが「これなら大丈夫だ。 やるべきだ」という確信もあり、修士論文を書きながら、立ち上げ準備をして大学受験向けの予備校である「烏丸学び舎(からすま・まなびや)」を起こしました。 はじめは予備校だったんです。 立ち上げたときは、スタッフは5人しかおらず、英語を担当するのも私しかいませんでした。 カリキュラムを作りながら教えて、生徒の対応、新しい講師の研修もして、みんなで内装などもやって…。 カリキュラムの面では、最初から科学的にやっていくと決めていましたから、今ENGLISH COMPANYで使っているメソッドの原形となったものなどを使いながら、第二言語習得研究の応用、実証をしながら改良していきました。 最初に作った烏丸学び舎は、医学部や難関大学向けの個別指導予備校でした。 医学部などを目指す学生が多く、なるべく理系科目の学習時間を確保するために、できるだけ短い時間で英語の成績をあげられるようにする必要がありました。 その効果もあって、偏差値を短期間で20くらい上げることができたりといった目に見える実績が出始めました。 2年目には予備校部門で東京に進出することができました。 難関大学向けの予備校で個別指導をやっているところはあまりなかった中で、結果や実績をきちんと出せたことで知名度が上がっていきました。 一方で、中学生以上は認知能力がほぼ大人と同じレベルまで高まっていますから、抽象的な思考ができるし、規則を学べば応用できるようになっており、学び方が大人とそこまで大きく異なるということはありません。 ただ、中高生の場合、学校の授業についていけるようにしてあげないといけないという事情はあります。 学校での英語の時間が無駄になってしまうのはかわいそうなことですから。 学校の勉強で特に困っていない生徒にはさらにハイレベルな英語学習を提供するなど、生徒に合わせて指導しています。 大人の方は、きちんとビジネスで使える英語を学んでいくという強いニーズをお持ちの方が多いのですが、基本の部分の学び方がニーズによって変わるということはありません。 英語の基礎力が足りない方は、その部分をていねいに学んでいただく必要があります。 もちろん、基礎は十分で、一定以上の英語力をお持ちの方については、ビジネス英語を集中して鍛えていくということもやっています。 ENGLISH COMPANYでは、ビジネス英語を「人を説得するための英語力」と定義しています。 ビジネス英語とは、シンプルに言ってしまえばビジネスコミュニケーションを英語で行うということですから、商談やミーティング、プレゼンなどを説得力をもって行えるというスキルがとても重要です。 その部分をトレーニングするための方法も用意しています。 いまでは、大学の教授、お医者さんなどが、学会発表の準備のために学びにいらっしゃることも。 また、小中高、予備校の先生なども教えるためのスキルアップにいらっしゃいます。 現在、新規の採用でもかなり専門性の高い方に来ていただけるようになっていて、そこは大きな強みになっていると思います。 以前に比べると、新卒であっても、大学や大学院、海外の大学で専門的に学んできたという方が増えていて、中には研究室で教授からENGLISH COMPANYを薦められたという方も。 アカデミックな方々にも認められるようになってうれしく思っています。 ただ、そもそも第二言語習得研究そのものは理論研究的な部分も多く、そのまま現場で使えるわけではありません。 まず学問的に分かっている理屈があります。 それを応用して教授法に落とし込み、実際にトレーニングや授業で使ってみる。 その結果をもとに改良をするというプロセスをずっと回しています。 ただ、カリキュラムや教授法が存在するというだけでは良いトレーニングは生まれません。 あくまで、それを用いた授業やトレーニングがたいせつですよね。 具体的な課題発見のスキル、的確な処方箋を出せるスキル、伝え方のスキル、そういったことを現場のトレーナーに身につけてもらうことにもカリキュラム開発と同じくらい力を入れています。 今春は30名近くのトレーナーを新規に採用し、現在研修を進めていますが、それ以上にたくさんのお問い合わせをいただいていて、間に合っていません。 今、コンサルタントを合わせて100名以上のトレーナーが稼働していますが、お待ちになっている方は常に600名くらいはいらっしゃって…。 正しい学習、効果的な方法を広げていくことが私たちのミッションですから、そこが課題だと思っています。 その意味では、今回出版した書籍もとても重要だと考えています。 現在、スタジオは都内と横浜、関西にしかありませんから、パーソナルトレーニングを受けに来られない方に読んでもらえればと思います。 まずはENGLISH COMPANYでもご提供している「英語学習の各フェーズでやるべきこと」「問題を発見してそれに対応する方法」といったことを紹介しています。 終わりがないものですから。 第二言語習得研究でも、いろいろな新しいことや、より効果的なこともわかってきて、やるべきこともどんどん出てくるので、それらをきちんと反映させたサービスを作っていきたいと思います。 完成系はずっと見えないままだと思うので、より良いものを作り続けていくのが目標です。 教え手が止まってしまったらだめだと考えています。 目の前の課題をひとつずつ解決して、より良い学習方法を提供していきたいと思います。 田畑翔子(たばた・しょうこ)さん 京都府出身。 立命館大学卒、言語教育情報学修士。 米国留学を経て、英語教育について研究。 TESOL(英語教育の国際資格)を保持。 2010年、京都にてスタディーハッカー立ち上げ時より、英語科の責任者として参画。 2015年ENGLISH COMPANYを立ち上げ東京へ。 短期間に英語の成績を上げるプロフェッショナルとして、より良い教授法開発、トレーナー育成に従事する。 マンガでわかる 最速最短! 英語学習マップ 1,000円(税別) 「マンガでわかる 最速最短!英語学習マップ」プレゼント! アンケートに答えてくださった方、抽選で 5名様に、 最短ルートでの英語力アップを実現する専門的知見がつまった「マンガでわかる 最速最短!英語学習マップ」をプレゼントいたします。 ご応募しめきりました。 たくさんのご応募、ありがとうございました。

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「長居したくなるオフィス」を目指さない。

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医学部・難関大学受験向け予備校「烏丸学び舎」を設立。 2015年に英語のパーソナルジムENGLISH COMPANYを設立。 2018年に英語学習コンサルティングに特化したSTRAIL(ストレイル)を設立。 「第二言語習得研究」と呼ばれる学問をベースとしたトレーニングにより、90日間で劇的に英語力を伸ばす英語のパーソナルジム「ENGLISH COMPANY(イングリッシュカンパニー)」。 受講待ちが600名を超え「入りたくても入れない」と評判です。 そのサービスを提供するのが株式会社スタディーハッカー。 京都で大学受験向けの予備校からスタートした会社ですが、これほどまでに英語学習者の心をつかむサービスの誕生の裏側には何があったのでしょうか? 同社の代表取締役である岡健作氏にインタビューを行いました。 ENGLISH COMPANYはいわゆる一般的な英会話スクールとは異なり、第二言語習得研究をベースとしたトレーニングによって短期間で英語力を向上させています。 最近では似たようなサービスも増え、一般に認知されてきました。 ——このサービスは喜んでもらえるという確信があったのでしょうか? そうですね。 もともと予備校のころから、第二言語習得研究をベースとした英語指導を行ってきましたし、そこで実績もでていました。 3ヶ月で一気に成績を上げる短期集中講座も予備校で生まれ、成果のあったものです。 ですから、それを社会人向けに展開すれば結果はでると思っていました。 ——予備校で英語指導をされていたころのエピソードを教えてください。 京都で最初に作った予備校では、当初から「受験英語に第二言語習得研究の知見を取り入れて、受験勉強を効率化する」ということを目的のひとつとしてスタートしました。 意気揚々と立ち上げたものの、設立時は「よくわからないことを言っている塾がある」という感じで、あまり反応がよくなかったんです。 最初に集まった生徒はわずかに5人だけでした。 転機になったのは設立の2010年の夏に、「3ヶ月で英語の成績を一気にあげる」ということを目的とした短期集中プログラムリリースしたことです。 実際にわずか3ヵ月で偏差値が20ほど上昇した生徒がでて、ちょっとした評判となり、次第に生徒数が増加していきました。 その講座以外でも、偏差値40くらいだった生徒さんが京都大学に合格するとか、偏差値が100を超える生徒さんが出てくるとか、そういった実績がいくつも出てきました。 とはいえ、大学受験にはどうしてもきまった形があるわけです。 いわゆる「受験英語」と呼ばれるものですね。 どうしても、その形にそって指導を行う必要がありました。 一方で、第二言語習得研究というのは言語習得そのものを扱うものなので、受験英語に合わせようとするとどうしても不自由さを感じていました。 そのころから、この第二言語習得研究をベースとしたトレーニングの成果は、より一般的な、たとえば社会人向けのスクールでこそ本領が発揮できるのではないかと感じていました。 ——ENGLISH COMPANYのサービスを開始した当時、苦労されたことはありましたか。 予備校で展開していたサービスをベースにしていましたから、立ち上げでものすごく苦労したということは実はあまりありません。 ただ、第二言語習得研究はあくまでも人がどのように第二言語(外国語)を身につけていくのかということについての「理論」です。 教え方やメソッドそのものではないのです。 ですから、第二言語習得研究でわかっていることをどのように教授法に落とし込んでいくのか、理論をベースにどのようなメソッドを作るかという点は、予備校時代に試行錯誤しました。 大学の先生に実際の予備校の授業を見てもらったり、研究室に相談にお伺いしたりとか、何度もご相談をしていました。 ——生徒さんはすぐに集まりましたか? オープンしてすぐ数百名のお問い合わせがきました。 当時、短期集中でパーソナルトレーニングを行う英語コーチングを提供しているところはありませんでしたので、これほどニーズがあったのかと少し驚きました。 ——「第二言語習得研究」とはどのようなものか、簡単にご説明していただけますか? 人が第二言語いわゆる外国語をどのように習得するのかというプロセスやメカニズムを研究する学問領域です。 言語学や教育学、脳科学のような様々な学問を含んだ学際的なもので、1960年代くらいから盛んに研究されています。 言語習得のプロセス・メカニズムが分かってきたことから、どのように学習をすれば効率良く学びが進められるのかということについてもたくさんのことがわかってきています。 ——第二言語習得研究をどのような形でメソッドやプログラムに応用しているのでしょうか? 主に、学習者の英語習得における課題の正確な発見、および発見された課題に対するアプローチの決定に応用しています。 今どこに課題があるのか、どこでつまずいているのかを見つけるというところですね。 それが分かれば「ここでつまずいているのであれば、こういうアプローチをすれば効果的ですよね」ということが自ずと分かってきます。 課題発見アセスメントのメソッドを開発して、それに基づいて各トレーナーが学習者それぞれの課題を診断しています。 ENGLISH COMPANYのトレーナーについて ——トレーナーは全て日本人ですが、日本人が英語を教えるメリットを教えていただけますか? 日本人が英語を教えるメリットというよりは、日本人だから良い、ネイティブだから良いというわけではありません。 英語の教え方や言語習得に精通しているかどうかが大切なことです。 例えばそれがネイティブであっても教授法に精通しているということであれば十分に意味があると思います。 一方で、「ただ英語が話せるだけ」という人は、教え手としては専門性がないわけですから、その人が日本人であってもネイティブであっても十分に教えられるとは考えていません。 日本語ができるからといって日本語を教えられるわけではないのと同じように、英語ができるからといって英語を教えられるわけではありません。 日本人講師でも英語が出来るから、あるいは自分が英語を身につけたから英語を教えられると言っている人がいますが、自分が英語を身につけたということと英語を教えるスキルがあるということは、似て非なるものだということです。 ですから、やはり専門的な知識やスキルを持った人が教えるということに意味があるのです。 ——2019年4月に31名のスタッフが新たに入社されたようですが、トレーナーとして採用された方は何名くらいですか? 25名です。 4月は教育業界にいた方が年度の変わり目で転職するケースが多く、経験者が多いのが特徴です。 応用言語学を国内外の大学・大学院で学んでいたり、フルブライト奨学生として留学していたり、最近は入社するトレーナーの専門性が大きく向上しています。 また、ありがたいことに求職者からの評価が高まっています。 先日の話ですが、応募いただいた方に志望理由をお聞きしたところ、「転職したいと教授に相談したら、ENGLISH COMPANYは専門性が高いから、あなたみたいな人は行ったらいいんじゃないですか」と言われたからというものでした。 twitterなどのSNSでも「ENGLISH COMPANYに入社することになった」と投稿した人に対し、周りから「いいな」「自分も行きたいと思ってたんだよね」みたいな声が出てきたりしています。 専門性にこだわってやってきてよかったなと感じています。 ——御社の存在がなかったら、それまで専門スキルを持った方が転職される場合、どういったところに入社されたりしたんでしょうか? 普通に英会話学校に行く、学校の先生として働く、あるいは大学などで教えるといったケースが多いと思います。 しかし、専門スキルを活かせるかどうかというとなかなか難しい場合が多いのです。 一般の高校に教員として就職して、海外の大学院で身につけてきた応用言語学をベースにしたような教授法を十分に使って活躍ができるかというと、なかなか難しい。 誰が悪いということではなく、そういう状況になっていないのですね。 もちろん、そういう状況を変えていくために頑張っている方もいらっしゃいますが、すぐそのスキルを使いたいという方にとってはひとつの大きな選択肢になっていると感じています。 ——トレーナーとして採用されるために最も重要なスキルはなんでしょうか? やはり専門的な知識や英語力ですね。 これは大前提です。 それから、トレーナーとして、先生としての資質みたいなもの。 生徒さんに成果が出ることをほんとうに嬉しいと思うタイプの人かどうかということです。 一般に、英語を身につける理由はたとえば「海外で活躍する」とか、「外国人と仕事をする」だとか、そういうものが多いと思います。 一方で、英語の先生という職業は、英語を使う仕事の中ではかなり特殊です。 日本人相手に英語を教えるのですから。 これは教えるのが好きな人でないとなかなか難しいことだと思うのです。 ——専門的な知識とは、具体的に第二言語習得研究をされていた方でしょうか? そうですね。 そういう方もいらっしゃいますし、その周辺領域ですとか、学校や予備校での現場で教えるお仕事の経験を積んできたというものがおります。 教授法や理論についてのきちんとした知識をお持ちであったり、経験があることは大きいと思います。 ENGLISH COMPANYのトレーニングの中では、「コーチング」と「ティーチング」の両方を行っていきます。 コーチングはティーチングの経験がとても活きるんです。 どういうところで人がつまずくのか、こういうつまずきをした時にはどういうことが現象として表れるのかというのは実際にトレーニングをする、教えるということの中で研ぎ澄まされていきます。 ですから、教えたことのない人がコーチングだけをするというのはやっぱり難しいんですよね。 新しく立ち上げたコンサルティングサービス(ストレイル)でも、ENGLISH COMPANYのトレーナーとしてティーチングの経験がある人がコンサルタントになるルートになっています。 英語学習のモチベーションについて ——「毎日歯磨きをする」くらい英語学習を習慣化するために「行動科学」を取り入れていらっしゃいますが、「行動科学」とはどのようなものですか。 ごく簡単に言えば、行動科学とは人の行動を分析して、法則性を見つけ出そうというような学問です。 その方のチームの監修を受けて、「英語学習を続ける技術」というものを開発しています。 例えば1日1時間勉強する習慣を身につけたいとします。 その時にまずは15分刻みで一日のスケジュールを振り返ってみるのです。 すると、「何にもしてない15分間」のスロットがいくつか見つかるんです。 そのうち4つくらいを「とりあえずここは英語勉強できるな」というふうに決めて、学習していくと勉強が始めやすくなったりします。 すでにいま何かをやっていることをやめて、そこに英語の学習をはめる、ということではなくてなにもしていないところで取り組みを始めると言うことですね。 15分間あれば結構な事ができます。 単語を覚えるとか、30秒のスクリプトの音読だったら30回くらいは取り組めます。 ——なぜモチベーションではなく習慣化が大切なのでしょうか? 私たちが習慣化を大切にしているのは、英語の習得は3ヶ月で「完成」するというものではないと思っているからです。 3ヶ月間トレーナーが寄り添い激励して、「頑張れ!頑張れ!」としつこく連絡して、「とにかくこの期間は勉強だ」と続ければ3ヶ月間はできるかもしれない。 だけどそのトレーナーがいなくなっても学習の継続はできるのでしょうか。 私たちは、卒業した途端に学習をやめてしまうような無理矢理な方法には意味がないと思っています。 ENGLISH COMPANYのサービスは独学で取り組めば1年2年かかる伸びを3ヶ月で達成してもらうというものです。 しかし、大幅に伸びたからといって完成するわけではありません。 卒業した後も地道に学習を継続していただくために、習慣化は非常に重要だと考えています。 ——3カ月の受講期間で、英語学習は習慣化されるのでしょうか? そうなることを目指しますし、そう言っていただけることは少なくありません。 「もう癖になっちゃいました」「やらないと気持ち悪い」みたいな感じですね。 例えば外から帰って手を洗うということを習慣にしている人は、手を洗わないと気持ち悪いと感じると思います。 同じように、夜寝る前にいつも単語を覚える人は、今日はやるべきことをやらずに寝ちゃってるなという感じになります。 そこは習慣化の効果だと思います。 岡社長について ——勉強を教える立場になりたいと思ったきっかけは何ですか? 小学生の時です。 正直、小学校の勉強はつまらないなと思っていたのですが、塾に行かせてもらって、そこで先生ってものすごく面白いなと思ったのがきっかけです。 小学校の頃から塾の先生になりたいと思ってました。 ——仕事の一番のやりがいは何ですか? やっぱり、皆さんに喜んでいただけるのが嬉しいですね。 皆さんというのはスタッフも含めてのことです。 「こんなふうに成果があったんですよ」みたいなことを報告してくれるときとても嬉しそうなんですよ。 そういうのを見てるとこちらも嬉しくなります。 ——ENGLISH COMPANYも含めてですが、スタディーハッカー様の今後のビジョンがあれば教えてください。 スタディスマート(学びに合理性を)が弊社のミッションです。 より効率的な学びを広めていきたいと思います。

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