臨床検査技師 仕事内容。 臨床検査技師の仕事とは?仕事内容ややりがい・向いてる人の特徴について教えます!【ジョブール】

【臨床検査技師が答える】臨床検査技師とは?どんな仕事内容?給料は?-検査hack

臨床検査技師 仕事内容

臨床検査技師の能力を対外的にを証明するものとして様々な資格があります。 代表的なものとしては最も取得者が多い「二級臨床検査士」、生理機能検査分野の「超音波検査士」、病理診断分野の「細胞検査士」の3つが取得者数も多く、認知度も高いようです。 次いで「緊急臨床検査士」「認定輸血検査技師」「日本糖尿病療法指導士」の3つが続いています。 他にも、感染症検査分野の「認定微生物検査士」、治験分野の「認定CRC」などの取得を目指している人も多いようです。 これらの資格は臨床検査技師のスキルアップのために欠かすことはできません。 様々な専門性を身につけることにより、仕事の幅が広がったり、給料が上がったりするため、多くの臨床検査技師が資格の取得を目指して日々、研鑽を重ねています。 こちらのページでは臨床検査技師の主な資格の詳細をまとめてありますので、キャリアアップにお役立て下さい。 資格ランキング 超音波検査士とは、日本超音波医学会が優れた超音波検査技能を持つコメディカルスタッフに対して認定する資格です。 国家資格ではありませんが、エコー検査のスペシャリストの証明となります。 臨床検査技師はこの認定資格がなくても超音波検査はできますが、この資格を持っていると、超音波検査の経験や知識が豊富である目安となります。 また、生理機能検査の経験が豊富であることの証明になるため、就職が有利になったり、給料に手当が上乗せされたりします。 試験は体のパートごとに7つの専門分野が分かれており、各領域別に試験が行われます。 試験内容は書類審査と筆記試験に分かれており、書類審査では事前に20例の症例レポートを提出する必要があります。 レポートにはエコーの所見だけではなく超音波画像の写真や、臨床経過・手術所見・考察などの記載が必要となります。 jsum. 日本国の看護師・准看護師・臨床検査技師・診療放射線技師のいずれかの免許を有していること• 当該年度の12月31日までに,3年以上継続して,社団法人日本超音波医学会の正会員若しくは準会員又は日本超音波検査学会の会員であること• 認定超音波専門医の推薦が得られること 試験内容 体表臓器・循環器・消化器・泌尿器・産婦人科・健診・血管の臨床領域別に試験を行う 1)書類審査:超音波検査実績(抄録20 例) 2)マークシート方式による筆記試験:「臨床領域」および「医用超音波の基礎」(各35 問) 受験日 年1回 受験料 20,000円 合格率 全体では70~80%です。 領域別で合格率に開きがあり、健診領域の合格率が低く、泌尿器領域は高くなっています。 更新 5年 更新条件 超音波検査士の認定を受けてから5年間に、資格更新に必要な研修・業績単位を25単位以上取得していること 細胞検査士とは? 細胞検査士とは、良性細胞か悪性細胞か見分けたり、良性細胞の中から少数の悪性細胞を見つけ出す検査の技能を認定する資格です。 簡単に言えば、正常な細胞から、がん細胞を見つけ出す技能を証明する資格です。 現在、全国には平成22年11月現在で認定数約8000名、実数約6500名の細胞検査士がおり、その約6割が女性です。 毎年250名程度の検査士が認定試験に合格しています。 細胞検査士の資格認定試験は筆記試験(一次試験)と実技試験(二次試験)の両方に合格しなければならず、合格率は約25%程度と他の認定資格に比べると難易度が高くなっています。 そのため、医療現場からは細胞検査士資格取得者への評価は高く、就職や転職に有利に働く上に、給料に手当が上乗せされることも多いようです。 jscc. ・杏林大学保健学部細胞検査士養成課程 ・北里大学医療衛生学部細胞検査士コース ・群馬大学医学部保健学科細胞検査士養成課程 ・山口大学医学部保健学科細胞検査士養成課程 ・加計学園 細胞病理学センター(倉敷芸術科学大学生命科学部) ・神戸常盤大学 ・弘前大学医学部保健学科• 大学、医療短大、専門学校を卒業し、臨床検査技師又は衛生検査技師国家資格(合格後)を得て、細胞検査士養成所に進学し、所定の教育課程を履修する。 ・癌研究会付属病院附設 細胞検査士養成所 ・東京都多摩がん検診センター細胞検査士養成所 (6ヶ月~7ヶ月間、臨床細胞学の講義と実習が集中して行われます。 受験日 年1回 受験料 32,000円 合格率 一次試験、二次試験とも各50%前後 更新 4年 更新条件 細胞検査士の認定を受けてから、4 年間のうちに日本臨床細胞学会春期大会,同秋期大会,同主催細胞検査士教育セミナー,同細胞検査士教育ワークショップに 2 回以上の出席を含めて最低 180 単位をみたすこと。 umin. 臨床検査技師 国家試験 資格取得後5年以上の実務歴があり、二級臨床検査士資格認定試験当該科目に合格後3年の実務歴があり、検査室の指導的技術者として適当な人物であることを所属長が証明した者。 受験日 年1回 受験料 1次筆記試験:21,600円 英語のみの受験者:10,800円 2次実地試験:32,400円 試験科目 1 微生物学 2 病理学 3 臨床化学 4 血液学 5 免疫血清学 6 循環生理学 7 神経生理学 8 呼吸生理学 合格率 10%強 合格者数 平成25年までに累計226人が合格しています。 jstmct. 臨床検査技師であること• 申請時、日本輸血・細胞治療学会、日本臨床衛生検査技師会、日本臨床検査医学会のいずれかに、現在および通算3年以上会員であること。 臨床検査技師免許取得後、輸血検査歴3年、他の検査歴も含めて満5年以上の検査業務経験があること。 認定輸血検査技師申請の資格審査基準(50単位以上)に達していること• 受験日 年1回 受験料 申請料:15,000円、研修料:12,000円、一次試験料:3,000円、2次試験料:16,000円、登録料:20,000円 合格率 一次試験:50%前後、2次試験:20%前後 更新 5年 更新条件 日本輸血・細胞治療学会および、日本臨床衛生検査技師会の会員であること。 資格審査基準単位(30単位以上)を取得していること。 認定輸血検査技師更新のための口座を受講していること。 jscm. 臨床検査技師であること• 臨床微生物学検査(感染症検査)に関する基本的な技術を有すること• 認定研修施設において、協議会の定めた教育目標を遵守した研修を5年以上の期間にわたって行なっていること。 認定輸血検査技師申請の資格審査基準(50単位以上)に達していること• 臨床微生物学に関する筆頭者としての学会発表が3回以上および論文発表が3編以上(1編は筆頭者)あること 試験内容 筆記試験・・・臨床微生物学(感染症学)に関する基礎知識および指定カリキュラムに含まれる基本的な臨床微生物学的検査法等 実技試験・・・微生物検査基本技術等 1 グラム染色および鏡検 2 分離培地の観察 3 主要な病原微生物の同定(生化学的性状と血清学的検査) 4 薬剤感受性検査 受験日 年1回 受験料 申請料:15,000円、試験料・指定講習会受講料20,000円 合格率 70%前後 更新 5年 CRC認定資格とは? 治験コーディネーター(CRC)になるための国家試験は存在しませんが、学会や業界団体がCRC認定試験を実施し治験コーディネーターの資質を保証しています。 このCRCの認定資格がなければ治験コーディネーター(CRC)になれないことはなく、就職や転職の場面では資格よりも実務経験が重要視されます。 しかしながら、製薬メーカーがCRC認定資格の保有者の比率が高いSMOに治験を依頼する傾向を強めており、そのためCRC認定資格の取得を昇進の条件にしたり、月5000~1万円の資格手当てを支給してCRC認定資格の取得を奨励したりする治験会社が大手を中心に増加しています。 治験コーディネータ(CRC)として就職した場合には、必ずCRCの認定資格を取得しておきましょう。 協会が定める導入教育研修を終了して終了証を取得している• 導入教育研修終了日より2年以上の実務経験 試験内容 筆記試験 受験日 年1回 受験料 10,000円 データ• 累計合格者1800人• 看護師44%、臨床検査技師32% 主な加盟会社• 株式会社アイロム• 株式会社EP綜合• インクロム株式会社• 株式会社エシック• シミックヘルスケア・インスティテュート株式会社• シーアールシージャパン株式会社• セーマ株式会社• 株式会社東北薬理研• トライアドジャパン株式会社• ノイエス株式会社• 株式会社プログレス• 株式会社ヘルスネット• 薬樹SMO株式会社• 株式会社薬理研 CRA(臨床開発モニター)になるための国家試験は存在しませんが、日本CRO協会が継続研修を修了したCRA(臨床開発モニター)を対象に、平成21年4月より「日本CRO協会CRA教育研修修了認定試験」を実施して、CRAがより高いレベルの業務を提供できるようにサポートしています。 また、会社独自のCRA認定資格を設定している会社もあるようです。 CRA教育研修修了認定試験は指定の教育研修カリキュラムを修了した協会所属モニターを対象とした統一試験です。 CROとしてモニタリング業務を実施する上で、最低限のGCP上の知識習得・理解度を図るものとなります。 現在までに累計で3000人以上の合格者が出ており、CRA教育研修終了認定証の取得を昇進の条件にしたり、月1万円前後の手当てを支給してCRA教育研修終了認定の取得を奨励したりする臨床開発会社が増加しています。 CRA(臨床開発モニター)として就職した場合には、必ずCRA認定証を取得しておきましょう。 現在のCRA教育研修修了認定試験の内容は以下の通りです。 jcroa. 協会が定めるCRA教育研修制度を修了していること (導入研修は200時間程度、継続研修は40時間程度) 受験日 年2回(3、9月) 受験料 15,000円 データ• 累計合格者数3000人以上• 合格率9割前後• 2年の更新制 主な会員企業• 株式会社アイコン・ジャパン• 株式会社ACRONET• 株式会社アスクレップ• インクロムCRO株式会社• ACメディカル株式会社• 株式会社MICメディカル• IQVIAサービシーズジャパン株式会社• シミック株式会社• 株式会社新日本科学• 日揮ファーマサービス株式会社• 株式会社日本アルトマーク• パレクセル・インターナショナル株式会社• 株式会社ベル・メディカルソリューションズ• j-sctr. html 資格認定試験名 JSCTR認定 GCPエキスパート試験 受験資格• 臨床試験および臨床研究関連業務の経験が5年以上• JSCTR正会員 受験日 年1回 受験料 20,000 円 データ 3年の更新制 主な賛助企業• EPS株式会社• インヴェンティヴ・ヘルス・ジャパン合同会社• 株式会社ACRONET• 株式会社マイクロン• 株式会社メディクロス• 株式会社リニカル• cdej. 臨床検査技師であること• 指定条件を全て満たしている医療施設において、現在または過去10年以内に2年以上継続して「勤務しかつ糖尿病患者の療養指導業務に従事」した方で、かつこの間に通算1,000時間以上糖尿病患者の療養指導をおこなったこと• 「糖尿病療養指導業務に従事した期間」に当該施設で携わった糖尿病療養指導の自験例が10例以上あること• 認定輸血検査技師申請の資格審査基準(50単位以上)に達していること• 日本糖尿病療養指導士認定機構が開催する講習会を受講し、受講修了証を取得していること 試験内容 筆記試験・・・マークシート方式で150問 書類審査・・・「糖尿病療養指導自験例の記録」の評価/10症例 (受験申請時に提出) 受験日 年1回 受験料 申請料:20,000円 合格率 80%前後 更新 5年 更新条件 (1)通算3年以上、糖尿病療養指導の業務に従事 (2)日本糖尿病療養指導士機構主催講習会を受講 (3)医療職研修20単位および糖尿病療養指導研修20単位の取得 (4)あらたな糖尿病療養指導の自験例を10例以上有している.

次の

臨床検査技師の仕事内容とは?最新の医療機器を使って患者さんの健康を守ること|職業仕事の情報ポータルサイト ジョブ図鑑

臨床検査技師 仕事内容

臨床検査技師として活躍するためには、国家試験に合格し国家資格を取得しなければなりません。 そのためにはどうすればいいのか、臨床検査技師になるまでの大まかな流れを説明します。 まずは高校卒業後、臨床検査技師養成課程のある学校へ進学し、定められた過程を修了することで国家試験の受験資格を得ることができます。 そして、国家試験を受験し合格することで臨床検査技師の国家資格が取得でき、医療機関や企業へ就職し臨床検査技師として活躍するという流れになります。 臨床検査技師養成課程のある学校は、日本全国で80校以上あります。 学校には4年制の大学や3年制の短大、専門学校があり、それぞれの学校には様々な特徴があるため、自分に一番合った学校を探してみてください。 臨床検査技師は、医師の指示のもと様々な臨床検査を行う職業です。 臨床検査は、検体検査と生理機能検査の2種類に分けられ、いずれも患者の体の状態を客観的に評価するために行われます。 医師が行う診療というのは、まず患者さんの体の状態を知ることから始まります。 患者さんの体の中では何が起こっているのか、問診だけでは分からない情報を臨床検査によって取得するのです。 また、臨床検査技師が働く場所は医療機関の検査室に限らず、治験コーディネーターや企業で活躍している臨床検査技師も多くいます。 検体検査について 血液や尿、便や髄液といったように、検査をする為に患者さんの体から採取されたものや排泄されたものを検体と呼びます。 そして、それらの検査をすることが検体検査です。 検体検査の中でも、血液検査や生化学検査、微生物検査や病理検査といったように様々な部門に分かれています。 検体検査を行う臨床検査技師は、検体を検査機器で測定したり、顕微鏡を使って細胞を観察したりして、医師が診療を行うために必要なデータを分析するのが仕事です。 また、検査機器のメンテナンスなどの管理も行っています。 生理機能検査について 心電図検査や脳波検査、超音波検査や肺機能検査など、患者さんの体を直接検査するのが生理機能検査です。 例えば心電図では不整脈や心筋梗塞が、超音波検査では臓器にできた腫瘍や胆石などが分かります。 生理機能検査には、担当する臨床検査技師により結果が左右されやすい検査が多くあるため、経験を積んでスキルを身につけていく必要があります。 検体検査と違い、患者さんの体に直接触れて検査をするため、コミュニケーション能力も必要です。 臨床検査技師の出番 病院は臨床検査技師の他に、医師や看護師、薬剤師や診療放射線技師など、様々な職種の人達から成り立っています。 では、実際に具合が悪くなり病院に行ったとき、受付から会計までの間、臨床検査技師はどの部分を担当しているのでしょうか。 受付を済ませた後、医師による問診や身体所見から体の状態を調べ、その後病気を診断するために必要な検査を受けます。 血液検査や心電図など、病院では様々な検査を受けることができますが、この検査を担当しているのが臨床検査技師です。 検査を行い、医師に結果を報告するまでが臨床検査技師の仕事になります。 また、病院によっては外来採血も臨床検査技師が行っている場合が多くあります。 採血や心電図など、看護師が行っていると思っている人が多くいますが、実は臨床検査技師が担当している場合が多いです。 チーム医療という視点での臨床検査技師の立ち位置 以前まで行われていた医療は、医師の意見は絶対であるため、臨床検査技師や看護師といった他のコメディカル職種が医師の行う診療に対して意見をするのは難しいとされていました。 しかし、チーム医療が重視されている現代の医療では、職種の壁を超え1つのチームとして協力し合い、患者さんにとってより良い医療を提供することを目標にしています。 その中でも臨床検査技師は、検査の専門家としての立場から検査方法や検査結果から分かることについての意見を求められることが多くあります。 臨床検査技師が持つ検査に関する知識は、時として医師を凌ぐ場合もあるほどです。 病気の診断をするためには臨床検査が必要不可欠であるため、臨床検査技師はチーム医療の一員として重要な役割を担っています。 図解!チーム医療! 夜勤やオンコールがある 職場によっては夜勤やオンコールがあります。 夜勤のある病院では、夕方に出勤し翌日の朝まで勤務を行う場合が多いです。 特に3次救急施設では急患が多く運ばれてくるため、仮眠を取ることができずに朝を迎えることもあります。 また、オンコールというのは、対応が必要になった場合は連絡が来て病院に駆けつけるというシステムです。 夜勤とは違い自宅での待機になりますが、いつ連絡が来てもいいように緊張感を持って待機していなければなりません。 いずれにせよ夜中に起きていなくてはならないため、夜勤やオンコールのある職場に勤めた場合、生活が不規則になりがちです。 命に関わる仕事の為、責任が重い 臨床検査技師の仕事は、命に関わる仕事が多くやりがいがありますが、その分責任が重い仕事でもあります。 検査工程にミスがあれば検査結果も変わってしまうため、患者さんは適切な治療を受けることができなくなります。 特に超音波検査などは検査をする技師のスキルにより結果が左右されやすいため、常にスキルを高めるために勉強をし、経験を積む必要があります。 臨床検査技師は、自分が出した検査結果により患者さんの治療方針が決まるということを常に意識し、責任感を持って仕事をすることが大切です。 業務内容が幅広く、覚えることが多い 臨床検査技師が行う仕事は、血液検査や微生物検査、病理検査や生理機能検査というように複数の部門に分かれています。 勤務する病院によって1つの部門を担当する場合、複数の部門を掛け持ちで行う場合、ローテーションで部門を順番に担当していく場合など様々です。 部門により検査内容は異なるため、担当が変わると新たに検査手技を覚える必要があります。 勉強が好きな人や新しいことに挑戦したいという人にはとても良い職業ですが、勉強が苦手な人には辛い職業であるといえます。 臨床検査技師の適正・向いている人・向いていない人 臨床検査技師の勤務先は、病院やクリニック、検査センターや健診センターなど様々です。 勤務先によって勤務体系はそれぞれ異なり、日勤がメインの職場もあれば夜勤が多くシフト制の職場もありますし、残業や休日出勤の有無に関してもかなり差があります。 残業や休日出勤が多いとプライベートの時間は取りにくくなりますが、給与はその分高くなります。 自分にとって最も重視したい点は何かを考え、自分に合った勤務先を選ぶと良いでしょう。 病院で働く臨床検査技師 夜勤の有無は病院により異なりますが、3次救急施設のような急患が多い病院や大病院では夜勤があり、1次救急施設や中小病院ではオンコール体制を取り入れている傾向にあります。 土日に外来が休みの病院でも、病棟には患者さんがいるため休日出勤をする場合が多いです。 月に何度も夜勤やオンコール、休日出勤がある場合はどうしても不規則な生活になりがちとなります。 患者さんの多い病院では残業を行うこともありますが、夜勤帯の技師に業務時間外の検査を引き継ぐ体制が整っている病院では残業が少なくなります。 クリニックで働く臨床検査技師 クリニックは病院と違って夜勤やオンコールがないため、規則的な生活を送ることができます。 また、曜日によって休診日が決まっている為、休める曜日を把握しやすく、プライベートの予定も立てやすいです。 しかし、クリニックに勤務する臨床検査技師は少人数でシフトを回している場合が多いため、突発的な休みがとりにくい傾向にあります。 また、施設によっては全ての検査を1人で行う必要があるため、患者さんが多い日は大変忙しく残業になる場合もあります。 検査センターで働く臨床検査技師 24時間稼働している検査センターに勤めた場合、夜勤を含むシフト制での勤務になるため、生活が不規則になりがちです。 夜勤が数ヵ月も続く場合もあり、昼夜逆転の生活になるため周囲と予定を合わせることが難しくなるでしょう。 また、病院やクリニックと比較すると残業が多い傾向にあり、特に検体量が多い日には残業時間が長引くこともあります。 残業が多い分、残業手当がつき給与は高くなりますが、体力に自信のない人は不向きであるといえます。 健診センターで働く臨床検査技師 健診センターでは夜勤やオンコールがなく、日勤のみの勤務になるため規則的な生活を送ることができます。 ただ、巡回健診バスなど企業に赴いて健診を行う場合は朝早く出勤する必要がありますが、その分早く帰ることができるので、プライベートの時間を充実させることが可能です。 また、健診センターによっては直行直帰を許可している場合もあります。 健診センターは、平日忙しいサラリーマンやOLの方々の都合を考慮して、土曜日、祝日もオープンにしているところが多くなってきています。 週休2日制(日曜日と他1日)のところが多く、予約制の為、残業が少ないのが特徴です。 臨床検査技師の将来性 Q1. これから就職活動に入るのですが、臨床検査技師として一生活躍していきたいと思っています。 臨床検査技師が行える検査にはたくさんの種類がありますが、その中でもこれは身につけておいた方が良いというスキルはありますか? A1. 超音波検査のスキルを身につけることで、病院やクリニック、健診センターなど様々な施設で活躍することが可能です。 超音波検査士の資格は転職をする際にも有利になるため、ぜひ取得しておくことをおすすめします。 その他、生理機能検査であれば採血、心電図の経験も重要視されます。 検体検査であれば、病理検査、細菌検査、遺伝子検査の専門スキルをお持ちの方も転職に有利になります。 特に病理検査であれば細胞検査士の資格を取得する事により大学病院などの大きな総合病院の中で活躍する事ができます。 臨床検査技師が活躍できる場所はたくさんありますが、就職先を決めるうえで何を重視したらいいですか? A2. 勤務地や給料はもちろん大事なのですが、自分が将来どの方向に進みたいのかという点を重視するのが良いでしょう。 例えば、生理機能検査を極めていきたいと考えるなら検査センターではいけません。 病院の中でも特に急性期病院へ就職すると、様々な症例を経験することができます。 他にも、細胞検査士の資格を取りたいのなら癌専門の病院を目指すなど、自分が高めたいスキルに合わせて就職先を決めることをおすすめします。 私は女性なのですが、結婚や出産をしても臨床検査技師として働き続けたいと考えています。 臨床検査技師は、仕事と家庭を両立させることは可能ですか? A3. 病院に勤めた場合は夜勤やオンコールがあるため、子育てをしながら仕事を続けるのが難しくなる方もいらっしゃるようです。 しかし健診センターやクリニックなどは日勤のみの勤務になるため、そういった職場を選択することで、仕事と家庭を両立させやすくなります。 臨床検査技師がスキルアップするためのキャリアチェンジを考えた場合、どのような仕事がありますか? A4. 臨床検査技師が経験を活かせる仕事として、企業に勤め新薬や医療機器の安全性を確認する治験コーディネーターや、医療機器の販売支援をするアプリケーションスペシャリストがあります。 企業は夜勤やオンコールがないため比較的規則正しい生活を送ることができ、一般病院と比較して給料も高めの傾向にあるため、キャリアチェンジを考えた臨床検査技師にはとても人気があります。 これから臨床検査技師になる新卒の方へ 臨床検査技師JOBでは、新卒向けの方にも、就職活動で役に立つ臨床検査技師JOB通信新卒版を完全無料で配信しています。 気になるメルマガの内容ですが、• 自己分析のやり方• 内定を獲得するための志望動機の作成方法• 意外と知らないメールのマナー• なかなか内定が獲得できない人の特徴• 面接時の「最後に質問はありますか?」に対する適切な回答方法• 面接でのよくある失敗 等、就職活動に役立つコンテンツを配信しています。 臨床検査技師JOB通信/新卒版を読めばすれば周りの人に差をつけて就職活動を行えますので、内定が獲得できる可能性が高くなります! 「1日でも早く内定を獲得したい!」という方はぜひ読んで下さいね!.

次の

臨床工学技士の仕事内容

臨床検査技師 仕事内容

臨床検査技師ってどんな仕事? 「臨床検査技師(以下、検査技師)の仕事をしています」というと、「レントゲンを撮る人ですか?」(放射線技師)とよく間違えられます。 日常生活の中であまり目にしない職業なので、どんな仕事をしているのかピンとこない人の方が多いと思います。 そこで一つ、具体的な例で検査技師の仕事を見てみましょう。 臨床検査技師ってこんな仕事 例えばあなたが謎の腹痛に襲われて内科などの病院に駆け込んだとしましょう。 駆け込んだあなたは最初に問診票に今の症状や状況を記入します。 「お腹が痛い」「今朝からじわじわと…」「持病は…」「今飲んでいる薬があるかないか」など。 そして診察にあたったお医者さんはその問診票を見て、更に細かい問診を始めるでしょう。 「過去にこのようなことは?」「お腹が痛くなる前に何をしていましたか?」など…。 それから喉のあたりを触ってみたり、お腹のどの部分が痛いのか横にさせて押してみたり(触診)。 そして最後に「検査してみましょう」と言ったりします。 ここで検査のオーダーが出されます。 検査のオーダーが出されるとお医者さんのお仕事は一旦ストップです。 そしてあなたは言われるがまま様々な検査に誘導されます。 不調を感じる患者さんの身体は様々な信号を出しています。 それらの信号はおしっこや血液、心臓の動き、胃や腸の動きなどに通常とは違う形となって現れます。 患者さんから採ってこられた尿や血液(検体と言います)の状態を客観的な数値やデータとして検出し、確実且つ迅速にお医者さんに提出するのが検査技師の務めです。 お医者さんは検査技師の出したあらゆる分野のデータを総合的に解析して病気の原因を考え、更に検査を追加したり他の科の先生と相談しながら診断を出すのです。 このように、検査技師は診断をする上でなくてはならない材料を医師に提出するという、疾患の原因追求には欠かせないプロセスの一部を担っています。 どうやって臨床検査技師になるの? 検査技師になるためには国家試験に合格しなければなりません。 そしてその国家試験を受けるために検査技師養成過程のある学校に通い、必要なカリキュラムを終える必要があります。 国家試験の科目は「臨床血液学」「臨床免疫学」「臨床微生物学」「臨床生理学」「臨床化学」「病理組織細胞学」「医用工学概論」「臨床検査総論」「臨床検査医学総論」「公衆衛生学」などがあり、臨床学問を幅広く学びます。 高校の科目でいうと化学や生物の分野が中心になってきますので、その科目に苦手意識がある人には若干大変かもしれません。 学校の種類は専門学校(3年制)、短期大学(3年制)、大学(4年制)があり、学問の他に実習などの実技スキルも学んでいきます。 大学と専門学校ではどちらを選ぶといい? 検査技師になるために通う学校は専門学校と大学とではどちらが良いのでしょうか? 結果的に「資格を取ること」のみが目的であれば、入口はどちらでも構いません。 どんなところに違いがあるのかというと、資格を取るまでのスピードと、検査技師になったときに見える視野の広さに若干の差があります。 専門学校の場合 専門学校ですと検査技師になるために必要な知識やスキルを3年間で習得することになるので、ギュッとスケジュールが詰まった学校生活を送ることになります。 大学よりも春休みや夏休み、冬休みも短いですし、実習が複数の科目で同時に始まる2年生はレポートの嵐に耐えなければなりません。 その分無駄にできる時間もほとんどないので、一直線に臨床検査技師への道を駆け抜けることができ、最短速度で目標の検査技師になることができる点ではオススメです。 ちなみに私自身も専門学校出身ですが、センター試験を受けなくても受験できる点、短い時間でカリキュラムを満たして検査技師デビューできる点は大きなメリットでした。 大学の場合 4年制の大学では時間をかけてより広範囲の学問を学ぶことができます。 そのため勉強する中で検査技師以外の医療分野に興味を持った場合、方向転換することもできます。 また専門学校卒業では得られない「学士」が取れることは就職の際の書類選考では大変有利となります。 単位を修得していく中でどっぷり追求していきたくなる分野が見つかることもあるでしょう。 将来的に大学院や研究所などで研究職に就く人も出てくるようです。 実践を積みながらどんな検査技師になりたいか探求していきたい方は、まず専門学校で検査技師資格取得を目指すと良いでしょう。 最初から医療知識を充分蓄えた検査技師のプロフェッショナルになりたい、就職先も一流の総合病院に行きたいという方は大学を選ぶと良いでしょう。 とは言え、実際に検査技師になってからが本当のスタートです。 医療技術や研究は日進月歩、絶え間なく進化し続けているので、現場の医療従事者は常に勉強していく必要があります。 そのため、「検査技師は国家資格なので収入が安定しているから、なってしまえば生涯安泰」と思っている方にはオススメしません。 逆にどんなことでも学んでいこうという姿勢のある検査技師は、スタート地点がどこであれ、必ず職場で必要とされる検査技師になるでしょう。 臨床検査技師って具体的にどんな仕事をしているの? 検査技師の仕事は分野によってかなり枝葉が分かれており、勤めることになる診療所やクリニックの種類によって、また総合病院では配属される検査室によって仕事内容は全く違ってきます。 どの職務に就くことになっても、最終的には患者さんの身体一つから発信されるものを扱うことに変わりないので、担当分野の職務だけでなく他分野の検査データも見て総合的に判断することを心がけると信頼の置ける検査技師として一目置かれます。 具体的に検査技師がどんな仕事をしているか、主要なものをいくつか紹介します。 生化学検査 患者さんから採取された血液や尿などの成分について化学的に分析する分野です。 他分野の検査データと合わせて総合的に判断することで、疾患の診断や治療の効果などを測ることができます。 血液は遠心分離機にかけると有形部分(赤血球や白血球など)と液体部分に分離させることができます。 その液体部分には身体の細胞や組織、臓器からの疾患に関する情報が沢山詰まっており、そのデータが正常値からどれくらい乖離しているかを読み取り診断に活かします。 例えば、癌になると癌特有の物質が血液中に検出されます。 これを腫瘍マーカーと言いますが、その物質はどこにできた癌なのかによって種類が異なります。 健康な人からは検出されないそれらが高値を示すことで、どこに癌ができているのか予測をつけることができるということです。 近年は腫瘍マーカーの研究が進んでおり、複数の医療専門職が連携して治療やケアにあたるチーム医療の中では、この分野に特化した検査技師はメンバーはなくてはならない存在となっています。 他にも内分泌(ホルモンなど)検査や免疫(アレルギーなど)検査も、生化学検査に含まれます。 一般検査 尿検査、便検査、髄液検査などがこれにあたります。 尿検査では尿中に検出された有形成分を調べることで、腎臓や膀胱、尿路などの状態を間接的に見ることができます。 健康診断で尿を紙コップに入れて小窓に出しますが、その窓の向こうにいるのが一般検査室の検査技師ですね。 健康な状態では尿中に出てこないような蛋白質、細胞成分、糖分が検出されると、要再検査、要精密検査などの診断がつけられます。 便検査からは腸内で出血が起こっていないか(便潜血反応)、寄生虫が検出されないかなどを検査します。 血液・凝固検査 血液を遠心分離機にかけると有形成分と液体成分に分かれると説明しましたが、血液検査室では有形成分(赤血球、白血球、血小板など)について調べます。 赤血球の形を顕微鏡下で見ることで貧血の種類を見たり、白血球(好酸球、好塩基球、好中球など)の割合のバランスや形状を見たりします。 白血病という疾患を聞いたことはありませんか? 一口に白血病と言っても白血病もかなり細分化されて様々なタイプがあり、それは白血球の形状に特徴が現れてきたりします。 検査技師はそれらを見分ける専門家にもなり得るのです。 生理機能検査 生理機能検査は主に総合病院で行われます。 簡単に言うと、様々な検査機器を使って患者さんの身体の情報を読み取る検査を行っています。 心電図検査 心臓の拍動によって生じる電気信号を、身体の表面に設置した電極を通して読み取る検査です。 不整脈などの診断には欠かせません。 肺機能検査 鼻をつまんで大きく息を吸い勢いよく吐く、という検査です。 吐き出す息の量や速度、二酸化炭素濃度などから肺の機能を測ることができます。 肺炎などの検査に用いられます。 超音波検査 超音波をプローブと呼ばれる探触子から出し、反射した波を画像化することで体内の臓器の状態を検査するものです。 お腹の中の臓器(肝臓や胆嚢、腎臓など)、甲状腺や乳腺、心臓や血管(頸動脈や下肢の動脈等)などを見ることができます。 脂肪肝の肝臓は画面上で真っ白に見えたりします。 生理機能検査は特に種類が多く、他にも脳波検査・MRI検査・心臓カテーテル検査(医師を中心としたチーム医療として携わる)など様々な検査があります。 細菌検査 患者さんから採取された喀痰・尿・膿・血液・便などを培地を使って培養し、疾患の原因菌を探ります。 細菌にも様々な種類があり、それらが予測・特定されることで処方される薬・服用方法などが大きく変わってきます。 作業には細菌を外に持ち出さないようにマスクや手袋の着用、消毒などが欠かせません。 病理検査室 病理検査室では患者さんから採取された組織を顕微鏡の元で診断できるよう標本にするのが一つお仕事です。 「採取された組織」とは? 内視鏡で胃の中をカメラでのぞいたときにポリープがあったとしましょう。 それが良性なのか悪性なのか肉眼では判断できないので、ポリープの一部または全部をカメラについたハサミで切って摘出します。 これが組織です。 組織の良性・悪性を診断する医師本人はほとんど標本は作りません。 これは影で検査技師が作っているのです。 医師が的確な診断を下すために、見やすい標本を作ることが求められます。 標本の出来具合が悪いと診断結果が変わり患者さんに大きく影響するため、とても大切な役割となります。 また他にも手術で摘出された癌細胞の悪性度の判定や付近のリンパ節への転移の有無、子宮筋腫の判定、虫垂炎(いわゆる盲腸炎)の診断などでも組織標本を作成します。 また、この分野では「細胞検査師」という検査技師の中でも特殊な資格に挑戦することができます。 子宮頚がんの塗抹検査や喀痰、体腔液中の異型細胞のスクリーニング(一次選別、ふるいわけ)を検査技師自ら行うことができる、専門性の高い資格です。 このように検査技師の中でもより専門性を高める資格がいくつかあり、一般の検査技師から特別な検査技師に階級を上げていくことができます。 その他の検査 他にも輸血検査、ウイルス検査、遺伝子・染色体検査、眼科での眼底検査など、検査技師の活躍の場は多岐にわたります。 臨床検査技師のやりがいは? 検査技師のやりがいはこれまでお伝えしてきたように、どこの現場に就くかで様々だと思います。 直接患者さんに触れる生理機能検査では患者さんからの「ありがとう」が何よりのプレゼントになるかもしれませんし、誰にも負けないプロフェッショナルを目指す検査技師にとっては資格取得や周囲からの信頼がやりがいに繋がるかもしれません。 一番大切なのは、検査技師という仕事を選ぶ理由が「国家資格だから」や「親を安心させたいから」ではなく、「自分が検査技師として仕事をしたいから」という理由であることだと思います。 臨床検査技師の仕事が向いている人の5個の特徴とは? 人間であれば誰しも得意不得意の分野はあると思います。 経験を積むことで知識や技術を向上させることができ、不得意な面をカバーすることができます。 臨床検査技師に向いていない人よりも向いている人の方が吸収も早く、成長スピードも速いのではないかと思います。 向いている人の特徴をまとめたのでご紹介します。 細かい部分に気が付くことができる人 臨床検査技師にはあらゆる方面にアンテナを張り、早く正確に検査をする能力が求められます。 検査室に提出された検体を受け取った際も、ラベルや患者さんの氏名に誤りがないか、検体量は検査に適しているかなどの多数の項目をチェックできなければなりません。 検査結果を見ても、再検査が必要か、前回と比べて変化はあるか、医師へ速やかに報告する事項はないかなどを確認する必要があります。 また、検査室は様々な機械を動かしているので、異常を知らせるアラーム音がどこから鳴っているのかを聞き分けられれば、機械のトラブルにも速やかに対処できます。 細かい部分に気が付くことができる人は現場でも重宝されることでしょう。 努力家な人 技術の進歩で新しい検査機器や検査技術が常に出てくるため、その都度最新の知識や技術を身につけなければなりません。 特に当直帯は自分の専門分野以外の検査も担当することになります。 スムーズな検査を行うためには検査方法の隅々まで熟知し、覚えなければなりません。 それは年齢や経験年数に関係ないもので、ベテランの検査技師でも専門のスタッフに聞き疑問を解決しています。 また、超音波検査士や細胞検査士をはじめとする各種認定資格を取得することもできます。 経験を積むと認定資格を取ることでキャリアアップにも繋がるので、勉強や努力をすることが苦にならない人には向いていると思います。 黙々と仕事をすることが好きな人 検体検査の場合は患者さんとの接点がほとんどなく、患者さんの検体や測定機器を相手に検査をします。 例えば、血液検査や病理検査の場合は顕微鏡と、生化学検査では機械と向き合うことが多いです。 検査室内は人の声はほとんど聞こえず、機械のモーター音が常に鳴り響いています。 その状況でもひたすら患者さんの検体を検査し続けています。 集中しなければミスによるインシデントを招く恐れもあるため、最低限必要な会話のみに留めて検査をします。 ほとんど会話をせずに一日が終わることもあるため、黙々と仕事をするのが苦にならない人には向いています。 人と話すことが好きな人は、患者さんとの接点がある生理検査を選ぶと良いでしょう。 細かい作業が得意な人 最近は機械化が進んでいるため多くの検査を機械が自動で行ってくれますが、手作業で行う検査もあります。 人の手でする検査は繊細な操作が要求されるものが大半で、ごく微量の検体や試薬で検査をすることになります。 赤ちゃんや子供の検体は数滴しかないものもあるので、失敗は許されません。 私の勤めていた病院では、輸血検査では試験管を使って手作業で検査をする工程もありました。 最終的な判定を人の目で下し、輸血に適合するかどうかを検査しなければなりません。 針に糸を通すような繊細さが求められる検査ですので、少しのミスが不適合輸血を招き、患者さんの命に関わることになります。 機械の操作でも、順番を間違えて操作をすると機械が止まってしまうこともあるため気を遣います。 不器用な人や大雑把な性格の人は患者さんを危険にさらす可能性もあるので、向いていません。 体力に自信がある人 大きな病院では病棟患者の検査に加えて外来患者の検査もあります。 特に外来の場合は検査結果が出ないと医師が診察できないので、速やかに検査結果を出す必要があります。 立ったままで絶えず動き回ることも多く、検査に追われて気付けば就業時間を過ぎていることもあります。 当直勤務の場合は日勤に引き続いて勤務をすることになるため、体力的にも辛くなります。 特に救急患者を受け入れている病院では救急患者の検体が次々に提出され、検査に追われることになります。 仮眠室は設けられていますが、ほとんど眠れないこともあり、帰る頃には疲労困憊になっています。 また、早出勤務を設けている病院もあります。 日中の検査をスムーズに行えるよう勤務時間より前に出勤し、機械を立ち上げる必要があります。 当直も早出も当番で月に数回は回ってきますので、自分で体調管理をしなければなりません。 体力に自信があれば、これらの辛い状況を乗り切ることができるので向いていると思います。 逆に、臨床検査技師の仕事が向いていない人って? 臨床検査技師の現場は、学生時代に抱いていた理想とは少し違う面もあると思います。 実際に働いてみて「自分には向いていなかった」と後悔しては大きな回り道をすることになります。 向いていない人の特徴をまとめたのでご紹介します。 大雑把な性格の人 試薬や検体の量は決められているので、適当な検査をすると正しい検査結果になりません。 また、超音波検査では適当な検査は病変を見逃すことになります。 そうなると患者さんの治療方針も変化し、場合によっては命に関わることにもなりかねません。 検体には感染性を有するものも多く、適当に扱うと院内感染を引き起こす恐れもあります。 「まあいいか」は通用しないので、大雑把な性格だと自覚している人はやめた方が良いと思います。 優柔不断な人 臨床検査技師の仕事は医師に自分が検査した患者さんのデータを見て伝達しなければいけません。 専門的な知識を持っているという点から、医師から検査内容に対する質問をされることが多いです。 質問に対する答えに至る根拠まで加えて説明する必要があるので、曖昧な回答では検査技師への不信感を募らせることにも繋がります。 特に当直帯では医師や看護師などから様々な問い合わせがあり、対応に追われます。 例えば、採血管一つにしても院内用と外注用に分かれているため、「この検査にはこの採血管を使用し、検体量は〇〇ml必要」と明確に説明しなければなりません。 検査技師が主導権を握らなければ正しい検査にならないだけでなく、再検査による患者さんへの不利益を与えることにもなります。 優柔不断ということは自分の判断に自信を持てないことだと思うので、医療の現場では歓迎されないと思います。 人付き合いが苦手な人 検査をスムーズにミスなく進めるためには、検査室内でも他のスタッフと協力して検査をしなければなりません。 病院においては、チーム医療として一人の患者さんに様々な職種のスタッフが協力して治療に当たる取り組みがされています。 患者さんに最適な治療をするためには、スタッフ同士のコミュニケーションを上手に取ることが必要不可欠です。 最近は臨床検査技師の関わり方も変化しており、病棟や在宅医療の現場においても採血等の検体採取や検査説明を行うなど患者さんと接する機会が増えつつあります。 働く上で人付き合いを避けるのは不可能に近いので、苦手であってもある程度は改善しなければなりません。 同時に複数の作業をするのが苦手な人 私の働いていた病院は救急指定の病院であったため、時間外にも次々に救急患者が運ばれてきていました。 特に当直等の当番帯では、一人で複数の検体を同時に検査することになります。 すぐに検査をしないとデータが変わるものもあるため、次々に来る検体に対して自分の中で優先順位を決め、検査が滞らないように対応しなければなりません。 焦って検査をすると、普段なら問題ない検査でもミスを誘発することになります。 複数の検査を同時にこなす能力に加え不測事態にも冷静に対応できる平常心も求められるので、それが苦手な人はかなり苦労します。 臨床検査技師の仕事で活かせる経験 臨床検査技師の仕事で活かせる経験は、重要かもしれません。 医療の知識を持ち合わせていると、日常生活において役に立つ場面が多いと感じます。 医療の知識 医療の知識の中で、感染防御に関する知識は特に役に立つと思います。 カンピロバクターの危険性を知っているので、食生活においては鶏肉をよく加熱して食べるようになったり、鳥刺しを食べなくなったりしました。 インフルエンザやノロウイルスのシーズンになると手洗いうがいをこまめに行い、手すりやドアノブを消毒するようになりました。 余談ですが、医療ドラマを見ていても内容をよく理解でき、楽しさの幅が広がったと感じています。 検査データを見られる 普段は患者の検査結果を見ているのですが、自分が病院で診察を受けた時にも役に立つと思います。 私の経験ですが、家族が病院で血液検査を受けた時に、検査結果について詳しく教えてほしいと言われたことがあります。 検査項目について詳しく説明することができたので、その時は検査技師の知識が活かせて良かったと思いました。 その後のキャリアについて キャリアに関しては、臨床検査技師として仕事を続ける場合と、他の分野で活躍するための二種類に分かれます。 選択肢によっては給料の増減があるため、慎重に考える必要があるでしょう。 この仕事に就いた後のキャリアアップの道は? 検体検査の場合は認定技師の資格が、生理検査の場合は超音波検査士の資格を取得することができます。 資格を取得すると普段の業務の幅も広がり、自信を持って仕事をすることができます。 その道のりは長いもので、勉強会や受験費用で時間もお金もかかります。 特に家庭を持っている方は、家族に負担をかけないよう相談することも大切だと思います。 また、資格の保有自体が目的の「資格コレクター」では意味がないので、普段の業務に活かせる資格を取ることに重点を置くべきでしょう。 他の仕事にもこの経験を活かせる? 仕事の正確さはどの分野でも必要とされることですので、別検査以外の仕事をすることになっても役に立つでしょう。 臨床での経験を活かし、治験コーディネーターや医療機器メーカーに転職をする人もいます。 人付き合いが増えることになりますので、それが平気な人は大丈夫だと思います。 一から新しい仕事を覚えることになるため、多職種への転職は年齢が若い方が転職しやすいと思います。 まとめ 臨床検査技師のこれからについてですが、実のところ、検査技師は現在飽和状態になっていて採用枠は少なくなっています。 時代の発展によりAIの技術が進み、ひと昔前に人が行っていた検査は検査機器がより確実な精度でこなすようになってきました。 検査技師の手は次第に必要ではなくなってきているのかもしれません。 だからこそ、人にしかできないことをプロの検査技師としてやっていく心構えが必要になってきます。 誰にも負けないプロフェッショナルの検査技師になることを目標に、次世代を引っ張る素敵な臨床検査技師が増えていくことを期待します。

次の