アカハライモリは体を反らし、敵にお腹を見せ付けたりすることもあります。 きちんと手洗いをすればアカハライモリを触っても何の問題もありません。 ですが、アカハライモリを触った後の手で目などを触ると、痛みや炎症が起こります。 ひどい場合はショック状態になり、呼吸困難になったりして危険です。 アカハライモリを触った際は必ず手洗いをしましょう。 アカハライモリは水が綺麗な田んぼや池、川に生息しています。 警戒心が強いため、草の陰や水の底に潜んでいるのです。 冬は水の近くの落ち葉や石の下で冬眠します。 アカハライモリはミミズやカエルなど昆虫をたくさん食べます。 たくさんどころではなく、とってもとーっても大食いです。 田んぼに住むアカハライモリは害虫を食べてくれるので、お米農家さんは助かっているんですけどね。 アカハライモリは再生する! イモリはしっぽが切れても、新しいしっぽをまた生やすことができるのは皆さん知っていますよね。 アカハライモリも同じで、再生能力があります。 その再生能力は非常に高く、しっぽを切られたらしっぽの骨まで再生しているのですよ。 腕や足を肩よりもっと上で切断したとしても、指先まで綺麗に再生します。 身体だけではなく、目のレンズも再生することができます。 アカハライモリは不死身なのか!?恐るべし。 アカハライモリの寿命 アカハライモリの平均寿命は20年でとっても寿命が長いです。 飼育下で最長25年生きたアカハライモリがいるそうです。 上手に飼育してあげると長ーく一緒にいられますよ。 アカハライモリを飼う! アカハライモリは飼育がとても簡単だと言われています。 繁殖させることもできるそうです。 アカハライモリは長生きですので、ずっと一緒にいることができます。 アカハライモリを飼うことになったら、アカハライモリをじーっと眺めてみてください。 小さな足で歩く姿はとっても可愛くてホッコリします。 水の中を泳ぐ姿はとってもかっこよくて、心の癒しになってくれますよ。 アカハライモリについて まとめ• アカハライモリはニホンイモリとも呼ばれ、日本固有のイモリです。 アカハライモリは長生きで、平均寿命は20年です。 アカハライモリはペットとして飼うことができ、飼育は比較的簡単です。 アカハライモリは弱い毒を持っているので、アカハライモリを触ったときは必ず手を洗いましょう。 (ライター 雲呑).
次の少し大きめのペットショップに行くと色んな種類の動物が増えたなー、と漠然と思う事があります。 勿論、昔からつぶさに観察している訳では無いので感覚としての捉え方なので実際には違いがあるのかも知れませんが・・・。 自分が知らなかっただけなのかも知れませんが、見た事無い動物を見ると幾分テンションが上がってしまいます。 まあ、こういう事を書いているから物珍しい種類の動物に関して記事を書くのか、と思わせぶりな感じで始まりましたが、今回紹介したいのは「マダライモリ」です。 イモリをペットで飼育している方には比較的ポピュラーな種類では無いでしょうか? 非常に色が鮮やかで緑色をベースとして黒い斑紋が入っているカラーリングです。 ヴィヴィッドな色合いなので本種を含む色味が鮮やかなイモリを、私は個人的に「原宿系イモリ」と呼んでいますが、誰にも理解されません。 それは置いといて、マダライモリの飼育方法やその他に関する事をご紹介していきます。 大きさや成長速度は? マダライモリの成長サイズは平均すると概ね15㎝前後で大きい個体だと17㎝くらいまで成長する模様です。 そしてマダライモリは陸棲のイモリなのですが、繁殖期及び幼生期は水棲なんですよね。 繁殖形態は卵生で水草に卵を産み付けます。 卵から孵化した幼生は2~3ヶ月程で成長していき、だいたい4~5㎝程に成長し上陸してきます。 そしてそこから上記に記載したサイズくらいに時間を掛けて成長していきます。 飼育方法や必要なものは? ここからはマダライモリの飼育方法等に関してお伝えしていきます。 飼育する際に必要になる物と併せて飼育方法も記載していく事にします。 どのサイズを選べばいいか、と言う事になりますが、目安としてW30㎝~W45㎝クラスであれば複数飼育しても問題無いでしょう。 どの程度、床材を敷くかと言う点に関しては繁殖を目指さないのであれば陸地だけでいいので底全面にミズゴケを敷いて大丈夫です。 水入れ容器に水を入れ、水場とすれば問題ありません。 マダライモリの飼育に関して必要になる物で主だった物をピックアップしました。 細かく言うと清掃用品等も入りますが、取り立てて書くほどでも無いかと思い割愛しました。 マダライモリの餌に関してですが、具体的な餌は 昆虫類(ミルワームやコオロギ)等を与えましょう。 人工飼料を食べるのであればそちらでも構いません。 また、餌を与える頻度ですが状況によりけりですが、1週間に1~2度程度を目安として少なそうであれば増やすなりしましょう。 餌の与え過ぎは食べ残しによるケース内の環境悪化や、食べ過ぎによる消化不良になる可能性も出てきますのでしっかり観察して調整しましょう。 マダライモリの食事シーン 販売価格や販売場所は? ここまでである程度はマダライモリに関してご紹介しましたが、肝心の販売価格はどれくらいが相場なのでしょうか? あくまでも平均的な価格で、と前置きしますがだいたい10,000円前後が平均価格だと思います。 ショップにより多少の上げ下げはあるものの、記載金額から極端に変わる事は無いでしょう。 また販売場所に関してお伝えすると、爬虫類・両生類等を扱っている専門店や大型ペットショップ等で販売されています。 常時在庫されているかは分かりませんが、気になった場合は最寄りのショップに問い合わせてみましょう。 スポンサーリンク 平均的な寿命や病気になった時の対策は? マダライモリの平均寿命ですが、飼育環境にもよりますので一概には言えませんが約10数年と言われています。 まあ、両生類は比較的寿命が長い傾向にありますが、勿論数年で死んでしまう事も可能性は0ではありません。 飼育環境を整え、キチンと世話をしてなるべく寿命は伸ばしてあげたいものですね。 寿命の話になると切り離せないのが「病気」に関してですよね。 皮膚病や脱皮不全、餌の項目でもお伝えした消化不良等が挙げられます。 これらは湿度を保つ事や水場を用意する、餌を与え過ぎない、と言った対策が可能になります。 他のイモリと一緒に飼える? 他のイモリとマダライモリを一緒に飼えるのかどうか、と言う点に関しては微妙な所です。 微妙、と言ってしまうと答えになっていない感じがしますが、そもそも同じイモリと言えども陸棲イモリや水棲イモリかで分かれます。 陸棲イモリと水棲イモリを一緒に飼う場合は、飼育ケースが広ければ陸地と水地を半々にすれば可能と言えば可能なのでしょうが・・・。 まあ、最初の内は他のイモリと一緒にしない方が無難なのでは無いでしょうか。
次のイモリの寿命 イモリの寿命 カエルやサンショウウオなどの両生類の仲間には、その体の大きさのわりにはかなり長生きすることが知られている種があります。 例えば、井伏鱒二の小説で有名なオオサンショウウオなどは、飼育下では55年も生存した記録がよく知られています。 また、体の小さなイモリでも、親を採集してきて飼育し、25年間生きたという記録もあります。 イモリの場合、成熟するのに3年かかるので、その個体は最低28年は生きたことになります。 私のところでもオスのイモリを以前から1匹飼っていますが、成熟した個体を採ってきたのですがもう15年以上も元気に生きています。 きっとほかにも、イモリやサンショウウオなどを長い間飼っている人がいることでしょう。 カエルの仲間ではヨーロッパのヒキガエルで36年という記録がありますが、一般にサンショウウオの仲間ほど長生きはしないようです。 ところで、これらの記録はいずれも飼育下のものです。 野外の自然条件下では、ヘビ・イタチ・タヌキ・サギ類などに多くの個体が食べられてしまい、それほど長生きはできないでしょう。 実際は、彼らはどれくらいの年数生きるのでしょうか。 イモリ池のイモリの年齢構成(1995年当時) ちなみに、この池のイモリについて年齢を調べてみたところ、彼らは、2・3歳で成熟しその後14歳以上も生きている個体が確認されています。 さらに、調査を続けていくともっと最高年齢が伸びていくことが期待されます。
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