アルク アラウンド。 クリエイティブで面白いサカナクションのPVをまとめてみた

アルクアラウンド

アルク アラウンド

カテゴリ• 僕は歩く つれづれな日 新しい夜 僕は待っていた 僕は歩く ひとり見上げた月は悲しみです 僕は歩く ひとり淋しい人になりにけり 僕は歩く ひとり冷えた手のひらを見たのです 僕は歩く 新しい夜を待っていた 覚えたてのこの道に 夜の明かり しらしらと 何を探し回るのか 僕にはまだわからぬまま 嘆いて 嘆いて 僕らは今うねりの中を歩き回る 疲れを忘れて この地で この地で 終わらせる意味を捜し求め また歩き始める 正しく僕を揺らす 正しい君のあの話 正しく君と揺れる 何かを確かめて 声を聞くと惹かれ すぐに忘れ つらつらと 気まぐれな僕らは 離ればなれ つらつらと 覚えたてのこの道に 夜の明かり しらしらと 何が不安で何が足りないのかがまだ解らぬまま 流れて 流れて 僕らは今うねりの中を泳ぎ回る 疲れを忘れて この地で この地で 終わらせる意味を捜し求め また歩き始める 悩んで 僕らはまだ知らない場所を知るようになる 疲れを忘れて この地で この地で 今始まる意味を捜し求め また歩き始める 僕は歩く つれづれな日 新しい夜 僕は待っていた 僕は歩く ひとり見上げた月は悲しみです 僕は歩く ひとり淋しい人になりにけり 僕は歩く ひとり冷えた手のひらを見たのです 僕は歩く 新しい夜を待っていた 覚えたてのこの道に 夜の明かり しらしらと 何を探し回るのか 僕にはまだわからぬまま 一番Aメロ〜Bメロです。 タイトルのアラウンドとはaroundという英単語が元になっていて周囲、周りなどの意味。 つまり『アルクアラウンド』とはどこかの周囲をぐるぐると歩き回っているという意味になりますね。 そしてこのパートでは「僕は歩く」という歌詞が実に5回も登場します。 タイトルのあてどなく歩き回る様を表現された構成ですね。 そして「見上げた月は悲しみです」「何を探し回るのか 僕にはまだわからぬまま」などの歌詞から 一人寂しく目的もなく歩く姿が描写されています。 僕らはどこを歩いているのか 嘆いて 嘆いて 僕らは今うねりの中を歩き回る 疲れを忘れて この地で この地で 終わらせる意味を捜し求め また歩き始める 一番サビです。 「嘆いて 嘆いて 僕らはうねりの中を歩き回る」という歌詞から始まるこのパート。 主語が「僕」から「僕ら」に変化しているのでAメロ〜Bメロとはまた違った場面を歌っていることが推察されます。 では一体どのような場面を歌っているのでしょうか。 それは、 恋人同士が別れる瀬戸際にある場面であると考えられます。 嘆きながらうねりの中を歩き回る。 うねりとは感情のうねりを表すと推察されます。 このように考えると、この歌詞は恋人同士がもうこれ以上付き合うのは無理なのかもしれない・・・と嘆きながら、感情がうねるほど悩んでいる様を表していると連想出来るのです。 また「終わらせる意味を求め また歩き始める」というのはうねるほど悩む中で別れの理由を互いに見つけようとする状況であると考えられます。 倦怠期にあるカップルが何か些細なことで喧嘩してしまったときに陥るような状況がここでは描写されているのですね。 別れの時はすぐそこまで迫って 正しく僕を揺らす 正しい君のあの話 正しく君と揺れる 何かを確かめて 声を聞くと惹かれ すぐに忘れ つらつらと 気まぐれな僕らは 離ればなれ つらつらと 覚えたてのこの道に 夜の明かり しらしらと 何が不安で何が足りないのかがまだ解らぬまま 二番Aメロ〜Bメロです。 「正しく僕を揺らす 正しい君のあの話」。 一番サビは別れようとするカップルがあれこれと苦悩する姿を描いていました。 ここでいう「あの話」とは別れ話のことを指すのでしょう。 そしてそれは正しいと綴られています。 きっと一番サビの歌詞、「終わらせる意味」が互いに明確になってしまったということなのでしょうね。 こうなってしまうともう別れるほかないのでは無いかと思いますが、次に続く歌詞は「声を聞くと惹かれ すぐに忘れ つらつらと」「気まぐれな僕らは 離ればなれ つらつらと」と惹かれたり、忘れたり、気まぐれに離れたりとはっきりしない様子が描写されます。 別れる意味が正しいと認識しつつも愛情がまだ残っていてすぐには決断が下せないのでしょう。 果たしてこのカップルはどこへ向かうのでしょうか。 サビへと続きます。 悩み抜いた末に出した答えとは 流れて 流れて 僕らは今うねりの中を泳ぎ回る 疲れを忘れて この地で この地で 終わらせる意味を捜し求め また歩き始める 悩んで 僕らはまだ知らない場所を知るようになる 疲れを忘れて この地で この地で 今始まる意味を捜し求め また歩き始める 二番サビです。 冒頭の歌詞は一番サビと同様に「終わらせる意味を捜し求め」と綴られています。 別れの理由が明確になってしまった二人ですから、やはり別れてしまうのでしょうか。 が、『アルクアラウンド』の最後の歌詞は「悩んで 僕らはまだ知らない場所を知るようになる」「今始まる意味を捜し求め また歩き始める」と全く真逆の内容となっているのです。 元々は自分たちが別れる理由を探し求めた二人。 その中でとことん二人きりで話しあったのでしょう。 そうやってお互いの思いをぶつけあうことで「まだ知らない場所を知るようになる」、つまり新たに分かり合えたことがあったのだと思います。 その結果、「また歩き始める」、 改めてまた交際を続けることを決意したということが最後の歌詞の内容なのではないでしょうか。 右往左往としていて決して一貫性のある内容ではないのですが、この曲のタイトルは『アルクアラウンド』。 行ったり来たりで迷い続ける人間の姿をありありと描いているのです。 おわりに 今回はサカナクションの『アルクアラウンド』の歌詞考察を行いました。 結果として分かったのは優柔不断だけれどもどこか共感してしまう人間の姿でした。 頭で分かっていてもなかなかその通りに体が動かない。 これは誰しもがしたことのある経験なのではないでしょうか。 ちなみにこの曲はサカナクションのライブ定番曲。 ライブに行く際にはチェック必須です。 歌詞に合わせてぜひ聞いてみてください。

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アルク アラウンド

研究を、天球をアラウンドこんにちは。 今回は、にお応えしまして『アラウンド』を取り上げたいと思います。 難しかったです…。 嘆いて 嘆いて 僕らは今うねりの中を 歩き回る 疲れを忘れて この地で この地で 終わらせる意味を探し求め また 歩き始める 「アラウンド」なんていう英語をタイトルに使っていながら、歌詞の中にはカタカナひとつありません。 見るだけでメロディが匂い立つような歌詞が魅力的です。 歌詞にはタイトルと関連して「歩き回る」「歩き始める」といったような、歩くことに関連する複合動詞がたくさん出てきます。 歩くことをいろんな側面から切り出すような歌詞になっていますが、その一つ一つに拘泥していたら身動きが取れなくなっていました私…。 「歩き回る」って書いてあるのに「この地」ってなんなの! 「この地」って歩き始めた場所のこと? それとも行き先のこと? みたいな。 一事が万事こんな感じでした。 ぉぃぉぃ。 最終的にはそれでも割とスムースな読みができたつもりでいますので、お楽しみください。 は江戸期の俗称)が書いたとされる随筆。 の『』、の『』と合わせて日本三大随筆の一つと評価されている。 ということになっていて、日本の古典の傑作の一つです。 現代の国語辞典にも「つれづれ」は載っているので、これは古語ではないとは思いますが、でも現代で使っている人って見たことないです、ブログ以外では(笑)。 「僕は歩く ひとり淋しい人に なりにけり」も狙ってやっているのだと思います。 「なりにけり」の部分は完全に文語です。 意味はたぶん「なってしまったよなぁ…」的な感じだと思うのですが、割と自信なしなのでスルーしてほしいです。 そんなことより、ここに文語を持ち出してあることにはとても注目だと思います。 「なりにけり」といえば中村草田男の俳句「降る雪や明治は遠くなりにけり」が連想されますよね!()連想されるのがこの俳句でなかったとしても、 ここにいきなり出てくる文語の表現に、レトロな印象をぬぐい去ることはできないと思うのです。 それからさらに「ひとり冷えた 手の平を見たのです」。 私がこれを見て連想したのは、やっぱりです。 「はたらけど はたらけど猶 わが生活(くらし) 楽にならざり ぢつと手を見る」という短歌がありますが、手を見る仕草が共通していますね。 私は『アラウンド』のこの部分の歌詞が、から来ているのではないかと勝手に推測しているというわけです。 そんなわけで、ひとつは鎌倉時代、ひとつは昭和、ひとつは明治ですが、どちらも 日本の著名な文学を連想させるような単語の選び方だと私は思いました。 浅学な私ですので、きっと私が注目していない部分にもなにかしらの文学的なバックボーンがあるのではないかと容易に推測できます。 たとえば、冒頭の疑問に立ち返ってみましょうか。 この曲は「歩く」ことを重要なテーマとして主軸に据えています。 歩くことは移動することです。 そして移動するからには出発点と到達点があります。 この曲が大事にしているのは、出発点でしょうか? 到達点でしょうか? それともその移動のプロセスでしょうか? どうしてこんなことが気になるのかというと、サビでこんなフレーズが繰り返されるからです。 この地で この地で 終わらせる意味を探し求め また歩き始める この地で この地で 今始まる意味を探し求め また歩き始める 「この地」ってどこだよ! 出発点? 到達点? それとも移動中? 「この地」という言葉はサビでかなり頻繁に繰り返されているので、なにか重要なポイントであることは間違いなさそうなのに、その手がかりがなかなか見いだせません。 を読んだときに、移動のことについて考えてみています。 よければご参考まで。 それから、別の部分を引用しましょう。 覚えたてのこの道 夜の明かり しらしらと 何を探し回るのか 僕にもまだわからぬまま 嘆いて 嘆いて 僕らは今うねりの中を歩き回る 疲れを忘れて 1番のからサビにかけてを引用しました。 ここを読んで、私はとても混乱しました。 さっきまで一人称は「僕」だったのに、急に「僕ら」になってる! 「君」っていつからいたんだよ! お前だれだよ!! * * …ってな感じで、いろいろ問題点が噴出していたのですが、曲がりなりにもひとつの枠組みに落とし込んでみました。 「僕」は前近代の、「君」は惑星だとしたらどうでしょうか? 理科の時間に習うと思いますが、普通の恒星は地上からではを中心にして半時計回りに回るように見えます。 一方で、金星やといった惑星はそのルール通りには動かず、天球をふらふらとあっちへ行ったりこっちへ行ったりするように見えます。 「惑星」という言葉は、この特徴を語源にしています()。 ということを踏まえて、前近代のたる「僕」は、惑星の動きを予測できるようになりたいと考えています。 その研究の歩みが「歩く」と表現されているとして、改めて『アラウンド』の歌詞に立ち返ってみます。 僕は歩く つれづれな日 新しい夜 僕は待っていた この歌詞の冒頭を引用しました。 「つれづれな日」とは日中のこと。 日中は観測ができないので歩いて(=研究して)います。 「新しい夜」を待っているのはなぜかというと、夜になれば観測ができるからです。 新しい観測結果が得られればそこから新しい知見が得られるかもしれないので、「僕」はそれに期待しているのです。 ここもさっきのストーリーにのっとって考えれば大丈夫そう。 「僕」は惑星である「君」を自分自身と重ねあわせて見ています。 惑星が天球をふらふらと動き回るように、「僕」の仮説も行ったり来たりを繰り返しているのでしょう。 それは「うねり」です。 でもそれにくじけることなく、疲れを忘れて研究に打ち込む姿がイメージできますね。 私がさんざん引っかかっていた「この地」も、想像しやすくなりました。 「この地」とは、天球上で惑星がある場所のことではないかと思ったのです。 「この地」で1日を終える意味は? 「この地」で1日を始める意味は? それが分かって予測できるようになれば、その軌跡が描けるようになるはずなのです。 この地で この地で 今始まる意味を探し求め また歩き始める そしてそれは、「君」にとっての「この地」であるのと同時に、「僕」にとっての「この地」でもあります。 惑星が存在している場所は、「僕」にとっては研究の最前線です。 惑星が翌日1歩進めば、それだけ「僕」の研究も1歩進みます。 そこから新しく立ち上ってくる意味を探し求め、惑星の歩みとともに「僕」の研究も歩んでいけそう。 「君」と「僕」は、表裏一体だったのですね。 というわけで、『アラウンド』でした。 ところで昔のといったらいま『』の映画やってますね。 でも私は『』、観てもいませんし読んでもいなかったのでした。 これ知ってたら『アラウンド』の歌詞ももう少しスムーズに読めた気がしますが…まあいいか。 でも今回は図らずも(若干)タイムリーな感じになったので、とてもよかったです。 あわよくば毎回これぐらいのタイムリーさは狙っていきたいのですが、私にはなかなか難しいです…。 次回は未定です! からレスいただいて、かつうまく読めればゆず行きたいです! 最近おくれ気味ですみません…>< 今後ともよろしくお願いします。

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『オオカミちゃんには騙されない』主題歌はサカナクション「アルクアラウンド」 先行映像も公開|Real Sound|リアルサウンド テック

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7月14日より放送開始するAbemaTVオリジナル恋愛リアリティ・ショー"オオカミちゃんには騙されない"の主題歌がサカナクションの「アルクアラウンド」に決定した。 "オオカミちゃんには騙されない"は、真実の恋をしたい男女10人が、恋の駆け引きやデートを繰り返しながら、本気の恋に落ちていくまでを追いかける恋愛リアリティ・ショー。 サカナクションによる主題歌「アルクアラウンド」は、本番組での"オオカミちゃん"に惑わされ揺れ動く出演者の繊細な感情とリンクしており、ノスタルジックな世界観が新しい"オオカミ"シリーズを彩っている。 また主題歌「アルクアラウンド」を使用した先行映像も公開中。 194"] 9月放送予定 ・"サカナクション SAKANAQUARIUM2013 sakanaction" 10月放送予定 ・"サカナクション SAKANAQUARIUM2011 DocumentaLy" 10月放送予定 ・"サカナクション LIVE at 武道館 SAKANAQUARIUM 21. 忘れられないの 2. マッチとピーナッツ 3. 陽炎 4. 多分、風。 新宝島 6. 「聴きたかったダンスミュージック、リキッドルームに」 8. ユリイカ Shotaro Aoyama Remix 9. グッドバイ 2. 蓮の花 3. ユリイカ 4. ナイロンの糸 5. 茶柱 6. さよならはエモーション 8. 834. 194 9. 09-2017. 09" @新木場STUDIO COAST(2017年5月9日) 1. 涙ディライト 2. ネプトゥーヌス 3. YES NO 4. アムスフィッシュ 5. ドキュメント 6. フクロウ 7. スプーンと汗 8. enough 9. エンドレス 10. 三日月サンセット 11. ナイトフィッシングイズグッド 12. 白波トップウォーター 13. 目が明く藍色 14. 「聴きたかったダンスミュージック、リキッドルームに」 15. 身分証明書をご持参ください。 イベント公式サイト: NF公式サイト: 「SAKANAQUARIUM 2011"ZEPP ALIVE"」の最終公演、6月28日ZEPP TOKYOで、リリースに先がけていち早く披露されたこのナンバーの、圧巻としか言いようがない物凄い空間は未だに忘れることができない。 メンバー全員の歌声を重ね、ハーモニーを構成するタイトル・フレーズから、恍惚的なビートのループに拡散/収縮を繰り返す多彩な音像。 そして、その一瞬のインターバルに切れ込む流麗なピアノは、ダンサブルなサウンドの中に厳かなムードを加え、楽曲は再び雄大な広がりをもって聴き手を圧倒する。 そこにあるものは、聴き手の身と心をただただ問答無用に踊らせる、音楽が本来持つべき根源的な魅力。 サカナクション、本当に凄いバンドになった!(道明 利友) 前シングル「アルクアラウンド」に続き、アルバム『kikUUiki』のヒットで世間の注目を集めたサカナクション。 彼らは今、マニアックさとポップさの狭間にいる。 でもどちらもサカナクションの姿で、どちらも良質な音楽であって、新たなポップミュージックの新基軸を作りあげるための挑戦と提案をしている。 今作はラテンのリズムが、妙に日本の祭りのスピリッツを感じさせ、自分自身に問いかける歌詞の世界観と絡んで体になじむように入ってくる。 このビート、日本人なら踊りださずにはいられないのではないだろうか。 今後この曲を布石にどんな方法で、どんなアプローチを仕掛けてくるのか、気が早すぎるかもしれないが次のアルバムを期待せずにはいられない。 (花塚 寿美礼) 今もっとも注目を集める期待のアーティスト、サカナクション。 セカンド・シングル「アルクアラウンド」がオリコン・ウィークリー・チャート3位を記録し、いよいよシーンの中心に浮上し始めた彼らから4枚目のフル・アルバムが届けられた。 ポップな浮遊感と文学性の高い歌詞、そしてロマンティックなエレクトロ・サウンド。 ここまで様々な要素を取り入れながら高いクオリティを保つバンドはそうそういないだろう。 今作はロックとクラブ・ミュージックが混ざり合う場所を目指して作られた作品だという。 今までの彼らもそうだったが今回はよりその二つが上手く調和されている。 色とりどりなアイデアを詰め込んだ7 分を超す大作「目が明く藍色」がとっても素晴らしい。 (遠藤 孝行) サカナクションのニュー・シングル「アルクアラウンド」。 柔らかなエレクトロニカの手触りは保ちながらも、80'sテイストのシンセとアグレッシヴなバンド・サウンドが、独特の歌心を力強く推し進め、切なさとともに高揚感がこみ上げてくる。 「スプーンと汗」は、アコースティック・サウンドと幽玄なバック・トラックが絡み合う不思議な感触の一曲。 そして、Rei Harakamiによる「ネイティヴダンサー」のリミックスは、美しさと変態性が捩じれながらせめぎ合いながら、山口の言葉を包み込んでいく。 分かりやすさとマニアックさとのバランスを高品位に保ちながら、軽やかに提示してみせるサカナクションのセンスがよく分かる3曲だ。 新たなアルバムが楽しみになるシングルだ。 (佐々木 健治).

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