排卵痛 チクチク。 胸の張りも、卵巣のチクチクも! 排卵前症状を感じた自己注射の不妊治療【妊活日記24】

左下腹部の痛みは排卵痛の可能性があります。排卵痛とは?

排卵痛 チクチク

1999年 日本医科大学産婦人科教室入局 日本医科大学付属病院 産婦人科研修医 2001年 国立横須賀病院 現 横須賀市立うわまち病院 産婦人科 2002年 東京都保健医療公社 東部地域病院 婦人科 2003年 日本医科大学付属病院 女性診療科・産科 助手代理 2004年 日本医科大学付属第二病院 女性診療科・産科 助手 現在は石野医院の副院長 専門は漢方(東洋医学)、産婦人科 患者さん一人ひとりに合った薬を作るため、自由にさじ加減ができる煎じ薬を第一と考える。 診療では一人ひとり丁寧に症状の診断を行い、情報の発信を行う。 生理ではないタイミングで生理痛のような下腹部の痛みが出たら、それは排卵痛の症状かもしれません。 生理痛と排卵痛はほとんど同じようなものですが、痛みが出る時期が異なるため区別されています。 この記事では、排卵痛が起こる原因やその具体的な症状について説明します。 排卵痛が起こる原因 排卵痛が起こる原因は、主に 「排卵時にかかる卵巣への負担」です。 ・卵子が卵胞を破って外に飛び出すことで腹膜が刺激される• ・卵巣から卵子が飛び出した時に卵巣の壁に傷がついてしまう• ・排卵前は、排卵を起こすために卵巣が腫れたような状態になる これらの要因で生じる痛みが排卵痛です。 また卵巣の腫れや傷が原因で排卵期に出血することもあり、これを『排卵出血』といいます。 排卵痛の症状 排卵痛は、人によって痛みの度合いや症状が異なります。 主な症状としては 下腹部がチクチクする、重たく感じる、鈍痛がするといったものです。 他にも次のような症状がみられることがあります。 ・排卵出血• ・眠気• ・だるさ• ・頭痛• ・めまい• ・吐き気• ・便秘• ・下痢• ・腰痛 1. 排卵出血の症状 排卵出血の量はごくわずかで、 3日以内に治まるものがほとんどです。 出血が長引く場合には、不正出血の疑いがあるので受診が必要です。 生理痛との違いは? 似たような症状に生理痛がありますが、排卵痛の違いは痛みが出る時期だけです。 ・生理痛:生理期間に生じる• ・排卵痛:排卵期に生じる 排卵とは? 女性の体は1ヵ月に一度、 卵巣から卵子を放出して受精を待つ期間があり、これを排卵と言います。 この時期が最も妊娠しやすいと言われています。 排卵期っていつ? 排卵日を含む、前後3日間が排卵期です。 たとえば生理周期が28日の方だと、 次の月経開始予定の約14日前に排卵が起こります。 排卵痛はこの時期に起こります。 排卵と生理のしくみ 排卵痛を起こす原因となる排卵は、妊娠や生理につながります。 そのしくみについて解説していきます。 卵胞が成長する 卵胞(卵子が入っている袋)のうち数個が毎月選ばれて、排卵に向けて卵巣の中で成長していきます。 着床の準備をする 卵胞から卵胞ホルモン(エストロゲン)が分泌され、子宮内膜を厚くしていきます。 排卵が起こる 受精しても問題ないくらい子宮内膜が厚くなると、脳からの指令を受けて卵巣から卵子が飛び出します。 飛び出した卵子は卵管に入り、受精を待ちます。 この状態が排卵です。 卵胞が変化する 卵子が飛び出して空になった卵胞は『黄体』に変わり、そこから黄体ホルモン(プロゲステロン)が分泌されます。 これによって子宮内膜がさらにふかふかになります。 生理がくる 受精しなかった場合、受精のために厚くした子宮内膜は不要となるので、剥がれ落ちて血液とともに体外へ排出されます。 これが生理の正体です。 妊娠が成立すると… 一方、受精した場合は妊娠が成立となり、 子宮内膜は厚さを保って妊娠を維持します。 そのため生理がこなくなります。 排卵痛を緩和するには?対処法と治療法 1. 排卵痛が起こったときの対処法 無理せず休息を 痛みが生じたら、無理せず休んでください。 ゆっくりと身体を横にし、身体に負担をかけないよう安静にしましょう。 身体を温める また、身体を温めることも効果的です。 身体を温めると血行がよくなり、痛みが緩和されるでしょう。 鎮痛剤を服用する 市販の鎮痛剤で痛みを抑えるという手もあります。 一時的に痛みを止める効果はありますが、的確な判断と適切な治療のためには、やはり医師の判断に従う方がおすすめです。 病院で受ける、排卵痛の治療について 排卵痛の症状がひどい場合は、婦人科で治療を受けましょう。 まずは検査を 病院では次のような検査を行って、治療方針を決定します。 ・問診• ・内診• ・経腟エコー• ・血液検査 適切な薬を処方 基本的には薬物療法で症状を軽減させます。 ・鎮痛剤:鎮痛作用で痛みを止める• ・低用量ピル:ホルモンバランスを調整して痛みを止める• ・漢方薬:排卵痛のない体質へと改善する 手術を行うことも 卵巣からの出血が止まらず、お腹の中に血液がたまっている場合は、手術で出血を止めることもあります。 まとめ 排卵期に卵巣にかかる負担が、排卵痛の原因です。 痛みの度合いや症状は人それぞれで、痛みを感じる方もいればそうでない方もいます。 ほとんどの場合、排卵期が過ぎると症状は自然におさまります。 つらい時は無理せずゆっくりと休むことが大切です。 安静にしていても改善がみられない場合は、我慢せず病院を受診しましょう。

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排卵日の症状とは?腹痛や胸の張り、吐き気、腰痛が現れる?

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日本産科婦人科学会専門医。 平成5年、日本大学医学部卒。 日本大学附属病院および関連病院で産婦人科医として経験を積み、その間に日本大学総合健診センターで婦人科検診にも力を注いできました。 現在は港区の日野原... 「赤ちゃんが欲しい」と思い始めたら、まず気になるのが排卵日ですよね。 排卵日を知る方法は様々ありますが、排卵日前後にあらわれるさまざまな症状も手がかりの一つです。 今回は、腹痛や胸の張り、吐き気、腰痛など、排卵日の症状についてご説明します。 つまり、「次回生理開始予定日の約14日前」に排卵が起こり、このあたりで不快症状が現れる人もいます。 生理周期が安定していれば、生理日の計算や基礎体温からおおよその排卵日がわかります。 しかし、月によって生理がくるのが早かったり遅かったりと生理周期が乱れがちな人にとっては、事前に排卵日を予測するのは難しいかもしれません。 関連記事 排卵日の症状とは?排卵前に現れるの? 排卵日に不快な症状が現れる背景には、女性ホルモンである「エストロゲン」と「プロゲステロン」の分泌バランスの変化があります。 生理が終わってから約1週間が経ち、排卵が近づくと、エストロゲンの分泌量がピークとなり、その後は減っていく一方で、プロゲステロンの分泌量が増えていきます。 このような症状が現れる時期は人によって異なり、排卵が起こる少し前から悩まされる人もいれば、排卵後に症状を自覚する人もいます。 排卵日にはどんな症状が現れるの? 排卵日の症状には個人差があり、顕著な人から全く感じない人まで様々です。 また、症状が1つではなく、複数が組み合わさって現れる人もいます。 ここでは、排卵日に見られる代表的な症状をいくつかご紹介します。 排卵痛 排卵日が近づくと、排卵痛を感じることがあります。 下腹部全体に痛みを感じたり、卵巣の左右どちらかにチクチクとした痛みがあったりと痛みの感じ方は様々です。 排卵日に出る下腹部の痛みの原因としては、卵巣から卵子が飛び出す際に出血を起こし、腹膜を刺激していることなどが考えられますが、はっきりとしたことはわかっていません。 そのほかにも、頭痛やめまい、腰痛、吐き気があったり、足などにむくみが出る人もいます。 排卵日の症状には、おりものの変化もある おりものに含まれる「子宮頸管粘液」は、生理周期に合わせて状態が変化するので、おりものの状態からおおよその排卵日を予測することができます。 ステップ1:生理直後~排卵前まで 生理直後のおりものは量が少なく、サラサラと水っぽくてあまり伸びません。 色は白っぽく、少しクリーム色がかっています。 排卵日が近づくにつれ、しだいに量が多くなり、糸を引くようなとろみが増してきます。 これは、排卵のタイミングで精子が腟内に入りやすくするための変化です。 ステップ2:排卵前後 おりものの量が最も多くなるのは、排卵期(排卵前後)です。 卵の白身に似ている、無色透明でよく伸びるおりものに変化します。 おりものを指に取って伸ばしてみると10センチ近く伸びます。 生理開始予定日の2週間ほど前に「ゼリー状のおりものが増えた」と確認できたら、そろそろ排卵が起きる可能性が高いということですね。 ステップ3:排卵後~生理前まで 排卵後、おりものはだんだん量が減っていき、透明から白くにごったものに変わります。 また、受精をサポートする必要がなくなるため、おりものはベタッとしたのり状になり、ニオイも強くなります。

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「もしかして妊娠?」妊娠超初期にチクチク腹痛があるのホント?

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排卵にともない起こるとされる排卵痛ですが、排卵痛はなぜ起こるのでしょうか。 また、排卵痛で排卵のタイミングがわかるものなのでしょうか。 排卵痛の詳しい症状や原因、排卵痛を緩和させるための対処法などを解説します。 排卵期に起こる下腹部痛や腰痛を排卵痛と言います。 生理痛と同じく痛みの感じ方には個人差があり、ひどく痛む人もいればほとんど感じない人もいます。 排卵の時期をより詳しく分けると 「排卵前」「排卵日」「排卵後」となりますが、この3つの時期に誰もが痛みを感じるわけではなく、排卵前にしか痛みを感じない人もいれば、排卵後に痛みを感じる人、排卵期を通してまったく痛みを感じない人などさまざまです。 では、排卵痛はどのように起こるのかを考えていきましょう。 排卵痛ってどんなもの? 排卵痛の明確な定義はありませんが、主に 「排卵時に放出される卵胞液と少量の出血が、腹膜を刺激する痛み」と考えられます。 排卵時には、腹腔内に放出された少量の出血と卵胞液が腹膜を刺激し、この刺激を痛みとして感じることがあります。 この場合の排卵痛は、排卵直後から生じるものをさします。 この痛みを、『(狭義の)排卵痛』とします。 でも実際には、排卵前に痛みを感じる方もいますし、排卵後に痛みが長く続く方もいます。 これらの痛みを『(広義の)排卵痛』とします。 では、どのような原因が考えられるのでしょうか。 実際の排卵までの流れを参考にしながら考えてみましょう。 排卵の仕組み 卵巣の中にある卵子が成長し、卵巣の外に放出されることを排卵といいます。 卵子は胎児期、母親のおなかの中にいる間に作られます。 卵子数は、妊娠20週ぐらいに一番多くなり、約700万個と考えられています。 出生前に早くも減少し始め、出生時には約200万個になります。 卵子は作られたあと長期間活動を停止していますが、思春期が来ると、だんだんと活動を再開します。 ただし、すべての卵が一度に活動を開始するのではなく、順番に活動を再開していきます。 卵子は、卵を育てる細胞や袋に囲まれています。 この袋を 卵胞といいます。 活動を再開するとだんだんと卵胞内に液体がたまってきます。 月経が始まる頃に数mm程度の大きさに成長している卵胞の中の卵子は、その月経周期に発育して排卵する可能性があります。 それらのうち数個の卵胞が、さらに発育していきますが、最終的に成熟し排卵するのは、月経周期ごとに通常1つです。 残りの卵胞は発育を止めてしまい(閉鎖卵胞といいます)命を終えます。 初め700万個あった卵子のうち、 実際に排卵するのは、だいたい年に12個、仮に40年間排卵するとしても約480個です。 排卵直前の卵胞の大きさは2cm程度です。 卵胞が十分発育すると、排卵を命令する刺激が出ます。 すると、卵が成熟(細胞分裂の準備をして、受精能力を持つようになる)し始め、その間に卵胞では卵巣の表面に近い部分が薄くなり、その反対側の卵胞の壁の部分は収縮し、卵巣の表面の方向へ圧力をかけます。 このような変化と同時に、卵細胞を取り囲んで卵を育てていた細胞が、 卵ごと壁から離れて、卵胞内に浮遊するようになります。 そして 排卵の刺激が出て約36時間後には卵巣表面に裂け目ができてそこから排卵が起こるのです。 詳しい説明は省きますが、卵胞の壁が薄くなったり破れたりする反応は、炎症が起こる時に生じる反応と似ています。 卵巣表面に裂け目ができるとき、少量の出血を伴います。 また、排卵と同時に炎症物質を含んだ卵胞液がおなかの中(腹腔内)に放出されます。 このときの出血と卵胞液が、腹膜を刺激し腹膜の痛みを感じることが、 『(狭義の)排卵痛』の原因です。 では、『(広義の)排卵痛』とは何でしょう。 実際には、排卵前にも痛みを訴える方がいます。 卵巣には痛覚がないとされ、卵胞が大きくなること自体では痛みは感じないようです。 実際、卵巣がんが卵巣内で成長してもそれだけでは痛みは感じません。 ですが、卵巣は腹膜と靭帯と呼ばれる組織でつながっていますので、 卵巣が大きくなれば、腹膜が引っ張られる力が大きくなり、このことが原因で痛みを感じる可能性があります。 また、排卵前に生じる 炎症反応を痛みとして感じる可能性もあります。 排卵後には卵巣に黄体が形成されます。 黄体が形成されることで大きくなった卵巣が、腹膜を引っ張ることで痛みを感じる可能性が考えられます。 おそらくこれらが、排卵期周囲の 『(広義の)排卵痛』の原因でしょう。 産後に排卵痛が起こることもある これまで排卵痛を感じなかった人が、出産をきっかけに産後から排卵痛を感じるようになるケースがあります。 正確な原因はわかりませんが、推測できることはあります。 分娩時には子宮から多量に出血します。 この出血の一部は卵管を通っておなかの中に入ります。 これが刺激となり、おなかの中に炎症や癒着などが起こり、排卵痛を感じやすくなった可能性があります。 排卵痛と排卵時の症状 排卵痛や排卵時にみられる症状はいくつかあり、人によって現れる症状は異なります。 また、症状の強さにも個人差があります。 ここでは、比較的よくある症状をご紹介します。 下腹部の痛み 卵巣付近の腹膜の痛みは、下腹部の痛みとなります。 また、卵巣は左右にあるため、右側もしくは左側だけが痛むケースもありますし、いつも真ん中が痛いというケースもあります。 痛みは、チクチクとした軽いものからズキズキひどく痛むものまで人によってさまざまです。 腰痛や足の付け根の痛み 何らかの原因により、腹膜のどこかに刺激に対して弱い部分があると、痛みを感じやすい場合があります。 場所によっては腰の痛みや足の付け根の痛みとして認識されることがあります。 頭痛 生理後から排卵日にかけて、女性の体内では卵胞ホルモン(エストロゲン)というホルモンの分泌量が増加します。 卵胞ホルモンは、排卵後にもしも受精が成立した場合、受精卵が子宮内膜に着床しやすいよう子宮の環境を整えてくれる作用をもちますが、そのほかに血管を拡張させる働きもあります。 脳の血管が拡張されると、頭痛が起きることがあります。 排卵期出血 痛みではありませんが、排卵の時期に一時的に性器出血がみられる場合があります。 これは排卵の時期に一時的に卵胞ホルモンが減少することが原因で、特に心配する出血ではありませんが、長く続くときは婦人科を受診してください。 月経痛との違い 排卵痛は主に腹膜が感じる痛みですが、月経痛は子宮収縮に伴う痛みです。 生理が始まるとプロスタグランジンという、子宮や腸管、そして血管を収縮させる作用のある物質が増加します。 プロスタグランジンが子宮を収縮させ、子宮内膜や月経血を体外に押し出そうとします。 この物質が過剰分泌されると、子宮の収縮が強くなってしまい、下腹部の痛みが強くなることがあります。 また、同時に血管の収縮も強くなるため、冷え、吐き気などの症状が引き起こされることがあります。 排卵痛の対処法 排卵痛は、病気というわけではなく、基本的には心配のないものですが、なかには動くのもつらいほど症状がひどく出る人もいます。 排卵痛がひどいときにはどのように対処すればよいのでしょうか。 しかし、腹膜刺激の痛みにすぐに効果があるものではありません。 痛みがひどければ、薬を使うことも考えましょう。 イブやロキソニン 生活改善でも排卵痛がよくならない場合は市販薬を試してみるのもひとつの方法です。 排卵痛には、 イブプロフェンや ロキソプロフェンといった消炎鎮痛効果をもつ成分が含まれているものが有効です。 ただし、これまで薬でアレルギーを起こしたことのある方や妊娠の可能性がある方は自己判断での市販薬の使用はおすすめできません。 市販薬を使用する前に婦人科を受診し相談してみましょう。• ピルの服用 ピルは婦人科で処方される薬です。 排卵痛は病気ではないので、1~2日の軽い痛みであれば基本的には受診の必要はありませんが、つらい痛みが毎月ある、痛みが3日以上続く、といったときは受診してみましょう。 低用量ピルは経口避妊薬とも呼ばれ、排卵を抑制する作用をもつ薬です。 ピル服用中は排卵が抑制されますので、排卵痛はなくなると考えられます。 低用量ピルは、月経痛にも効果的です。 月経痛がひどい場合は、月経痛に対して保険適応の薬剤がありますので、婦人科を受診し相談することをおすすめします。 排卵痛と妊娠の関係 妊娠を希望していて、いつも排卵前に痛みを感じると思っている人の中には、痛みを感じる時期が機会を持つタイミング、と考えている方がいるかもしれませんが、実際には排卵時に痛みを感じている場合、痛みを感じた後に機会をもつよりも 痛みを感じる前に機会を持つほうが妊娠の確率が高まるかもしれません。 やはり、排卵期を予測したいのであれば、排卵痛のみで排卵時期を判断するのではなく、 基礎体温や排卵検査薬を利用する方がよいでしょう。 避妊目的であれば、排卵期のセックスを避けるだけでなくコンドームやピルなどの避妊法も併用してください。 妊娠の可能性を高めるには 上でも説明した通り、排卵痛の有無だけで妊娠しやすい時期の判断はできません。 基礎体温や排卵チェッカーでおおまかに予測することはできます。 基礎体温をつける 基礎体温とは、人間が何も活動していない状態で測った体温のことです。 計測する際は、朝目覚めてすぐ、起き上がる前の横になった状態で計測します。 基礎体温は、女性ホルモン 黄体ホルモン の分泌によって、上昇するため、 基礎体温が低いか高いかで女性ホルモン 黄体ホルモン の分泌状態が予測でき、今が排卵期なのか生理前なのかがおおまかにわかります。 基礎体温でわかることは、自分の排卵しやすい日が月経のだいたい何日目か、ということです。 その周期の排卵日を基礎体温で正確に予測することは困難です。 ですから、排卵検査薬を併用するとわかりやすくなります。• 排卵検査薬を使う 妊娠検査薬のように、尿をかけて排卵日を予測する 「排卵検査薬」というものもあります。 排卵時には黄体ホルモンが分泌されますが、その分泌を促進する「黄体形成ホルモン」というホルモンは排卵前に一気に分泌されます。 そこで、黄体形成ホルモンの量を感知し、排卵を1日前から予測するのが排卵検査薬です。 排卵検査薬はドラッグストアやインターネット通販で購入できます。 排卵痛がひどい場合 排卵痛と思っていた症状がひどくなってきた…そんなときは、何らかのトラブルや病気の可能性があります。 卵巣出血 排卵の際、卵胞が大きくなり、卵巣表面を押し破るように卵胞の中の卵子が外に出て行きます。 そのとき 卵巣表面近くの血管が切れ、出血することがあります。 この出血自体はしばしば起こっていることだと考えられますが、稀になかなか出血が止まらずに、お腹の中に溜まるくらいの出血が起こることがあります。 これが排卵の時期の 卵巣出血です。 卵巣出血の原因としては排卵時よりも、黄体が形成されるときに起こる 卵巣出血のほうが多いとされています。 このとき出血が卵巣内だけにおこれば、出血性黄体嚢胞と呼ばれます。 卵巣出血は、出血量が多いと排卵痛のチクチクした腹痛とは異なる急激な下腹部痛が起き、人によっては嘔吐や下痢をともないます。 さらに、非常に出血量が多い場合は、出血性ショック状態になるなど命に関わることがあり、まれに止血のための手術が必要な場合があります。 重症化を防ぐためにも早期の受診・治療が大切です。 病気の可能性• 子宮内膜症 子宮内膜症とは、本来であれば子宮の内側にある子宮内膜に似た組織が、子宮以外の場所にできてしまう病気です。 子宮の内側にある子宮内膜は剥がれ落ちて生理として外に排出されますが、子宮以外の場所(卵巣や腹膜など)にできてしまった子宮内膜に似た組織は剥がれ落ちても排出されず、その場所にとどまって炎症を引き起こし、痛みの原因となります。• 子宮~卵管の炎症 子宮と卵管は腟を通して外とつながっているため細菌も入り込みやすくなります。 原因菌としては、クラミジアや淋菌、大腸菌が多く、淋菌・大腸菌などの細菌感染では、通常ひどい痛みを伴います。 細菌感染でも軽い炎症の場合や、クラミジアの感染では自分ではわからないうちに、腹膜に炎症を起こし、おなかの中に癒着を引き起こすことがあります。 排卵痛はあくまで目安、ひどいときは受診を 排卵痛と思われる症状が起こると、妊活中の女性は「今がチャンス!」と考えるかもしれません。 しかし、排卵痛の症状があるからといって、それが確実な排卵のサインになるわけではありません。 排卵時期を把握したければ基礎体温や排卵チェッカーなどを取り入れたり、さらに正確に排卵時期を知るためには、専門施設を受診して排卵時期を把握したりすることをおすすめします。 また、痛みの症状が強い場合は、排卵でなく別の要因によって痛みが生じている可能性があります。 不妊につながる病気の可能性もあるため、症状がひどいときは我慢せずに婦人科を受診しましょう。

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