精密機器業界 動向。 ファーウェイ規制が半導体市場に影響 採用動向はどう変わる?

精密機器業界の志望動機の書き方・例文~富士フイルムなど5社の選考通過ESを公開~

精密機器業界 動向

精密機器業界を整理して理解しよう 精密機器とは具体的にどういう「機器」を指すのでしょうか?その想像する範囲は人それぞれで大きく違います。 実際に 精密機器には明確な定義はなく、古くから一般的に使われてきた非常に曖昧な分類を表す言葉です。 精密機器とは、一般に、 微細な部品で構成された機械装置、または高度な精密さに加え、電子制御やソフトウェア制御によって動作させる機器を精密機器とも言われますが、そもそも日本の工業製品の殆どが精密な部品で構成され、且つ電子的に制御されています。 精密な機械装置全般を精密機器と言ってきたため、 古くは時計、カメラ、オルゴールなどの製品が精密機器の代表でしたが、電子工学、エレクトロニクス、デジタル技術の発達と機械との融合によって、 現在では,光学機器や事務機器の一部、医療用機器、電子計測器等も精密機器と呼んでいます。 またそれらを電子機器と呼ぶ場合もあって、明確に分類することはできません。 経済産業省の「工業統計表」では、「業務用機械器具製造業」に分類され、複写機、娯楽用機器、自動販売機、精密測定器、理化学機器、分析器、医療用機器、顕微鏡、望遠鏡、写真機、映画用機器などが分類されています。 それ以外では「 生産用機械器具製造業」に含まれる半導体製造装置や、「電気機械器具製造業」の医療用電子応用装置、医療用計測器、「情報通信機械器具製造業」のデジタルカメラやビデオ機器も精密機器としても捉えられるため、 「精密機器メーカー」の定義も曖昧になっています。 「精密機器メーカー」についての一般的な認識 就活という目的では、一般的な認識で「精密機器メーカー」を捉えていきましょう。 就活生に「精密機器メーカー」の名前を聞くと、多くの学生がキヤノン、リコー、ニコン、オリンパス、コニカミノルタ、富士フィルム、富士ゼロックス、エプソン、セイコー、シチズン等のメーカーをあげます。 つまり、 一般的に「精密機器メーカー」として直感的にとらえられているのが、カメラを中心とした光学機器、コピー機やプリンター等の事務機器、計測機器を基にその周辺ビジネスを展開している企業ということになります。 またオリンパスの例が典型となりますが、これらの企業は医療機器分野にも進出しています。 また高精度な部品や、高精度の部品を製造するための機械や装置も製造・販売しています。 実態からみると、 精密機器メーカーは主要な事業として光学機器類、事務機器類、計測機器類、医療機器類の4分野の全て、もしくは複数の事業を展開している企業と考えて良いでしょう。 例えばテルモやニプロは医療機器メーカー、セイコーやシチズンは時計メーカーとして考えた方が分かり易いと思います。 精密機器・事務機器は日本メーカーの得意な領域であることから、 大手企業の製品は海外に輸出、もしくは海外生産されて、世界市場で高いシェアを獲得しているカテゴリーも多く、各メーカーの海外売上比率も高い業界です。 そのため 貿易摩擦や関税、為替の変動によりビジネスに大きな影響を受ける業界と言えます。 「 就活の答え」では医療機器業界、電子部品業界、産業用機械業界は個別に解説していますので、そちらも併せて参照ください。 この記事では、光学機器類、事務機器類、計測機器類、医療機器類の4業種のすべて、もしくは殆どの事業を手掛けている、キヤノン、リコー、ニコン、オリンパス、コニカミノルタ、富士フィルム(富士ゼロックス、エプソン等の事業を念頭に置いて「精密機器メーカー」のビジネスモデルを解説します。 精密機器メーカーのビジネスモデル 光学機械事業の歴史と現状 精密機械・事務機メーカーの殆どが、カメラをはじめてとした光学機器の製造から発展してきた企業です。 最近では、写真はスマートフォンで撮ることが多くなりましたが、 少し前まではコンパクト・デジタルカメラやデジタル・ビデオカメラでの撮影が主流、もう少し前まではフィルム式カメラ、テープで記録するビデオカメラが主流でした。 現在でもプロカメラマンはデジタル一眼レフやプロ用のデジタルカメラで撮影しており、 デジタルカメラ市場は縮小傾向とは言え、精密機械メーカーの重要な事業の一つです。 日本のカメラメーカーの殆どが第二次世界大戦前前に誕生し、当時のカメラ業界をリードしていたドイツの技術を導入して国産化を進めていきました。 戦後、日本のカメラメーカーは駐留軍用と輸出用として再出発をし、その後のカメラ産業の発展に繋がっていきます。 日本のカメラメーカーの性能が高かったことから、戦後早くから世界的にも評価を得て、 1964年には生産台数、金額とも当時の西ドイツを抜いてトップとなりました。 高度経済成長にのって一般家庭にも急速にカメラが普及し、その後電子技術を積極的に取り入れることによって更に発展、デジタルカメラに需要が移行しても日本のカメラメーカーの世界市場での強さは変わっていません。 しかし スマートフォンで写真を撮影し、共有する撮影行動が一般化したため、カメラという製品の価値そのものが大きく変わってしまい、特にコンパクト・デジタルカメラ市場は大幅に縮小しています。 カメラ映像機器工業会の統計によれば、10年前の2009年の コンパクト。 デジタルカメラの出荷台数が95,952,937台であったのに対し、2019年の出荷台数見通しは6,900,000台であり、 10年前からの減少幅は92. デジタル一眼レフに関しては2009年の出荷台数は、9,910,695台、2018年の出荷実績は6,620,999と減少してはいます。 しかし662万台以外に唯一成長しているミラーレスタイプが4,138,798台出荷されているため、 レンズ交換型デジタルカメラの市場は縮小傾向にあるなかで、一般用にはミラーレスタイプに置き換わりつつあるのが現状です。 常に新しい技術を取り入れて市場を占有し、量産効果でビジネスを拡大してきた日本のカメラメーカーですが、それだけのビジネスモデルでは既に通用しない段階に入っており、一部メーカーではコンパクト・デジタルカメラからの撤退を検討しているという報道も出てきています。 事業の売却やミラーレスやプロ用機への選択と集中は十分考えられる選択肢です。 事務機器事業のビジネスモデル 事務機器のビジネスモデル 精密機器メーカーの事務機器のビジネスモデルを象徴するのがコピー機に関するモデルです。 精密機器メーカーはコピー機、業務用プリンター、プリンターやファックス機能を持つ複合機を製造しています。 (一部一般家庭用も含む) OA(オフィスオートメーション)機器とも呼ばれたこれらの機器は、まさに 機械技術と電子技術が融合して発展してきたものであり、特に コピー機・複合機市場では、日本の精密機器メーカーの評価が高く、世界でも市場シェアも占有しています。 これらの 事務機のビジネスモデルは販売会社・リース会社への販売収入、コピーカウンター料金、トナーやインク等の消耗品の販売、メーカーメンテナンスによる収入になります。 このうち 法人の場合、ほとんどの場合、機械本体は一括購入もしくはリース契約をすることになります。 しかしこれ以外に、 最低コピー枚数を基にした基本料金とそれを超える場合のモノクロコピー1枚単位、カラーコピー1枚単位で単価が設定されていて、顧客企業にとっては月のトータルのコピー枚数に従って支払うことによって、トナー代金や修理代金をまかなうランニングコストになります。 一般家家庭用のプリンターにメーカー純性のインクカートリッジによる販売収入がメーカーの収益になります。 本体の販売によって利益が出なくても、純性のインクカートリッジによって回収し、利益を生むというモデルです。 医療機器事業のビジネスモデル 医療機器メーカーは直接医師や病院の購買部へ自社の製品情報の提供や、納入後のサポートを行いますが、販売先は販売会社や医療機器卸企業となるのが一般的なパターンです。 医療機器卸業者、医療機器商社はメーカー各社から商品を仕入れ、病院に対しては配送、在庫、適正使用支援、アフターサービスなどの医療機器卸特有の役割を担い、ワンストップなサービスを提供しています。 医療機器メーカーの営業やサービスエンジニアは納品後の医療機器の適性使用支援を行いますが、医療品卸業者も自ら、あるいはメーカーと役割分担を決めて手術、検査時における医療機器の説明、あるいは手術、検査等に立ち会いを行い医療の安全体制をサポートしています。 計測機器事業のビジネスモデル 計測分析機器は「顕微鏡」、「分光計」、「表面分析装置」、「磁気共鳴装置」、「質量分析計」「X線分析装置」等に分類されます。 新しい原理の機器や、2種類以上の手法を複合化した機器等、従来の分類に収まらない機器も多数生まれています。 計測分析が行われる場所は、大学や企業の研究所など、いわゆるラボシーンにおいて行われています。 しかし最近では計測分析対象をラボシーン以外の「その場」で計測したいという社会ニーズが顕在化しており、屋外(フィールド)を含む「生産現場」「流通現場」「家庭」「医療現場」等にシーンが広がっています。 精密機器メーカーの手掛ける計測機器の一分野が医療機器の一部でもあり、通常は それぞれの分野に特化した専門商社・販売会社を通じて製品流通が行われています。 尚、代理店や販社を通さず、専門知識を持った営業担当者が生産現場に足を運び、顧客の課題に合わせて最適製品を製品とソリューションをご提案して成功している企業もあります。 その代表例がキーエンスであり、キーエンスではこの直販システムを「グローバルダイレクトセールス」と呼んでいます。 精密機器メーカーは産業機器分野にも進出しています。 代表的な製品は半導体製造装置や、FDP(Flat Display Panel 製造装置ですが、世界で高いシェアを握っている分野もあり、市場規模は大きくありませんがOnly Oneを狙える可能性のある事業です。 まとめ 精密機器メーカーの特徴的な光学機械事業、事務機器事業、医療機器事業、計測器事業の特徴とビジネスモデルの概要の解説でした。 特に光学機器、事務機器に関しては時代の変化が速いために、今まで強かった分野にも大きな変化が訪れています。 精密機器業界の特徴を理解出来たら、この業界の現状と課題、そして未来についても俯瞰して理解しておきましょう。 この記事を読んだ人は、以下の記事も併せて読んでいます。

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【就活の業界研究】:精密機器・事務機器業界のビジネスモデルを理解しよう

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「製造業で使用される機械」を製作する「工作機械業界」。 子供のころから、巨大なマシンに憧れを抱く人もいるのではないでしょうか。 そこで今回は、工作業界について詳しく解説していきます。 主要メーカーの最新動向から仕事内容など就職を希望している人の知りたいことをまとめてみましたので、参考にしてくだい。 工作機械業界の動向とは? 工作機械業界とは、スマートフォンなどの小さなものから航空機などの大きなものまで、機械の製造に必要な「機械部品を加工する機械」を製造する業界です。 自動車・航空・造船・精密機器・医療機器・食品・農業などのもの作りに欠かせない機械を製造しているため、工作機械メーカーが存在しなかったら日本の技術発展もなかったと言えるほど重要な業界になります。 工作機械業界には幅広い機械のもとを製造している大手総合メーカーと、専門の技術を活かして得意分野に特化して製造している中小企業があります。 国内の多くの工作機械メーカーは、中小企業が占めています。 私たちの暮らしを便利にしてくれている身近なものは、工作機械メーカーがものをつくる機械の基礎を作り上げているからこそ生産されているのです。 では、便利で豊かな環境をつくる根底を支えている工作機械業界の気になる動向はどうなっているのでしょうか? 工作機械業界は、自動車・食品・印刷・医療機器・介護・ITなどあらゆる業界に精通している業界です。 さまざまな業界との関わりが深いゆえに、その業界の業績や世界経済に売上高をとても左右されやすいという側面があります。 実際に、リーマンショックで起こった世界金融危機の年は、製造業全般にダメージを与えたことから売上高は急降下しました。 また、輸出入もおこなっているため円高・円安にも売上高を左右されやすいです。 リーマンショック後は、中国を中心とした海外需要が増えたことやスマートフォンの特需などによって回復傾向にあります。 工作機械ユーザーとしての最大手は自動車産業ですが、今後EV化に伴い大きな需要が見込めるため、工作機械業界も成長余地が大いにあると予想されています。 今後の課題 工作機械業界の今後の課題としては、自動車業界の業績に左右されやすいという課題が挙げられます。 また、世界経済にも左右されやすいので業績に影響を与える事柄が発生したときにどのように対処して生き抜いていく戦略を練っていくのかを考える必要があります。 成長戦略 総合工作メーカーは、多岐にわたる機械を製造できることや日本の高い技術力をもっと世界に向けて発信していくことが業績を伸ばすことにつながると考えられます。 今後、自動車のEV化だけでなく、あらゆる分野でAI(人工知能)やIoT(モノのインターネット)が浸透すると予想されます。 いずれの分野においても工作機械の需要は大きいとみられるため、今後も日本の切削加工技術やIoT活用を武器に、中国やアジアの新興国を中心としたグローバル化を図ることが成長戦略になると言えるでしょう。 工作機械業界の主な企業 ファナック株式会社 工作機械の精密制御を担うNC装置で、国内シェアの7割超を占めるファナックは、1972年設立。 本社は山梨県にあり、2016年には栃木県壬生に最新鋭の工場群が完成、急増する需要を賄うことで活況の波を逃しませんでした。 主力商品は、FA(工場自動化システム)・ロボット・ロボマシンの3つ。 国内だけでなく海外にも進出し、新規・顧客すべての工場を自動化することを視野に研究・開発に力を入れている会社です。 今後も研究・開発を進めていき工場の自動化を推し進めていく方針で成長戦略を狙っています。 DMG森精機株式会社 複雑な加工ができる5軸加工機などの売上が伸びている、1948年設立のDMG森精機。 国内外での受注推移は好調で、2018年1~9月期の純利益は、前年同期比95%増となっています。 金属積層造形技術への取り組みも強化しており、近年航空機業界や金型などの業界で成長、2025年には500億円の売上を目指すなどますますの飛躍が期待できる企業です。 スター精密株式会社 「小さな技術がつくる大きな世界」をキャッチフレーズとするスター精密。 日本経済新聞社による「2018年度夏のボーナス調査」でも上位にランクインした、1950年設立のCNC自動旋盤等工作機械で高いシェアを誇る企業です。 2020年には静岡県の菊川工場に拠点を移し、常設展示ルームなどもあるソリューションセンターが建設される予定です。 工作機械業界で働く人の仕事内容 研究・開発技術 主な仕事内容は、新製品の開発と素材や技術研究となります。 また、新製品の企画・設計・試作・量産化なども仕事となります。 メーカーの主力商品を生み出す重要な部署です。 生産技術 主な仕事内容は、生産設備の合理化や導入を検討することです。 図面から、加工・組立製造現場への展開をおこない、部品や工具の作業位置を指示するための冶具設計などもおこないます。 保守・サービスエンジニア 実際に取引先の工場へ出張し、機械の修理・点検を実施することが主な仕事内容となります。 油圧や空圧機器の調整や、電気関連・ネットワーク設定などもおこないます。 先輩の声 一見地味な業界ですが、あらゆる産業の生産を根底から支える非常に重要な業界であるため、感じるやりがいも大きいです。 またグローバル展開を進める企業が多く、選考の際、語学力や海外経験は武器になるでしょう。 ただ、世界経済や景気に業績が左右されやすいので、選考を受けるにあたって、今後の業界の動向をしっかりと見極める必要があります。 おわりに 製造業と深く関わりのある工作機械業界は、世界経済や製造業の業績に売上高をとても左右されやすい業界です。 しかし、近年は工場の自動化が注目され、IoTソリューションを目的としたロボット生産や自動車のEV化などが業績を伸ばしている要因となっています。 今後も日本の優れた加工技術やIoT活用を武器にグローバル展開が期待され、工作機械業界の先行きは明るいと予想されています。 就職を希望している就活生は、企業研究と共に今後の動向に目を向けていきましょう。

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工作機械業界の現状・今後の動向について

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精密機器業界の志望動機の書き方・例文~富士フイルムなど5社の選考通過ESを公開~ 精密機器業界は、ものづくりに携わりたい想いを持って志望している学生が多いです。 最先端の技術を用いている業界だからこそ、入念な業界研究と企業研究は欠かせません。 精密機器業界の動向から、志望動機の書き方と例文まで載せているので、参考にしてみてください。 精密機器業界の特徴 精密機器業界は、企業を相手に取引を行う「BtoB」メーカーと一般消費者を相手に取引する「BtoC」メーカー両方があります。 具体的には、MRIやCT、体温計などの医療機器やカメラ、プロジェクターなどの光学機器を取り扱っているのが精密機器業界の特徴です。 精密機器業界は、あらゆる業界と関連している業界で、高い精密加工技術を保有している日本が得意とする分野です。 次に精密機器業界の動向を見ていきましょう。 精密機器業界の動向 精密機器業界全体として、業界規模の推移はほぼ横ばいになっています。 しかし、スマートフォンの普及とペーパーレス化によりデジタルカメラ市場・プリンター市場は共に大きく縮小。 今後新しいジャンルに挑戦する必要があります。 例えば、人々の安全を守るネットワークカメラの需要は年々高まっているため、そのビジネスチャンスに対し、ネットワークカメラ事業に参入する企業も存在します。 また、計測機器は家庭でのスマートメーター導入により、生産額が大幅に増加しました。 スマートメーターとは、電力使用量をデジタルで計測する電力量計のことです。 データを遠隔地に送れるため、検針員による一戸一戸の電力メーターチェックの作業が必要なくなるという利点があります。 そして、医療機器業界は、国内の高齢化と新興国の経済発展に伴う医療水準向上のため、まだまだ伸びしろがある業界と言えます。 富士フイルムやキヤノンといったカメラ事業に強みを持っていた精密機器メーカーは、その画像解析技術を活かし、シナジーのある医療機器の開発に力を入れています。 (MRIやCTは画像解析技術を用いているため) 今後も、精密機器メーカーが医療機器市場に参入するケースが増えるでしょう。 医療機器業界32社が対象(2018年-2019年) 精密機器業界の仕事内容 総合職 ・商品企画、マーケティング 市場調査や消費者動向調査を踏まえ、新製品の企画やコンセプトの立案を行います。 販売に向けての営業戦略やプロモーション手法を検討したりもします。 ・営業 様々な業界に属する企業と、価格交渉や商品提案、販売を行います。 日本の精密機器は世界的に見ても高い水準のため、海外の人と交渉活動をすることも少なくありません。 技術職 ・商品開発、研究開発 新商品の開発や、有効な素材・成分の研究を行います。 とりわけ医療機器は、命にかかわるため高い技術力と大きな責任が求められます。 また、取引先のもとに不良品が届かないよう品質管理を行います。 志望動機を作るために用意すべき3つの「なぜ」 精密機器業界に入社するには、徹底的な業界研究、企業分析、そして自己分析が不可欠です。 一貫性と論理性のある志望動機を書くために、最低限3つの「なぜ」を言語化した上で作成しましょう。 「なぜ」その業界を志望するのか なぜ精密機器業界なのかを説明する必要があります。 ものづくりに携わりたいという理由でも、メーカーの中でなぜ精密機器業界なのか、自分の言葉で説明できるようにしておきましょう。 また、自分の夢ややりたいことが、本当にその業界でできるのか確認することが重要です。 「なぜ」その企業を志望するのか その企業じゃなければならない理由を見つけましょう。 例えば、「デジタルカメラやプリンターの市場が縮小している中、なぜキヤノンなのか」と問われた際、うまく説明できるように、インターンやOB訪問などを通じて、自分だけの志望動機を作りましょう。 「なぜ」自分が向いているのか 最後に自分がその企業に入ることで、どのように貢献することができるのかアピールしましょう。 精密機器業界は、様々な商品の根幹となっているものが多いため、各企業のブランドを背負っています。 そのため、強い責任感が求められます。 また、様々な業界の人とかかわるため、マネジメント能力も不可欠でしょう。 業界や企業で求められる人物像を把握し、自分の強みを話しましょう。 志望動機の書き方 情報収集や自己分析を基に、伝えることが決まれば、あとは書くだけです。 必ずしもオリジナルの構成にする必要はありません。 シンプルでわかりやすい文章構成が、相手を意識した書き方であり、読んでもらうコツです。 文章力に課題がある人は第三者にチェックしてもらうことで、「て・に・を・は」、接続語、「です・ます」調など細部まで整えましょう。 確かな技術の下、分野横断的な研究を通して社会に貢献できると考えたからです。 私には化学の力で新たな価値を創造し、絶えず変化する社会を豊かにするという夢があります。 それには多様な視点から課題を総合的に検討し、適切にアプローチする必要があると考えます。 多角的な事業を展開するだけでなく、それらを横断して能動的に新たな価値を生み出し続ける貴社に大きな魅力を感じ、自分もその一翼を担いたいと思い応募しました。 そのため、200字という制限の中でも、簡潔にわかりやすく伝わっています。 キヤノンの志望動機の例文 私が貴社で成し遂げたい夢は貴社の高い光学技術を活かして、閉塞感のある人々の日常を笑顔にしたいです。 世界中でテロや凶悪犯罪が起こっている中、貴社のネットワークカメラを用い、安心・安全を見守る体制を世界中で整え、人々の笑顔を守り、増やしていきたいと考えます。 また、自由視点映像生成システムをスポーツニュースに用い、多くの人々に明日への活力を与えられると考えました。 さらに、このシステムによる映像制作の時間を短縮することが出来れば、子どもの運動会などに用い、笑顔や活力をよりもたらすことができると考えます。 私は貴社のカメラを使い、日常に笑顔や活力を生み出したいです。 このように企業研究をすることで、より具体的な志望動機を書くことができます。 オリンパスの志望動機の例文(技術職) 貴社の医療分野に携わり、患者さんが痛み無く、気軽に診断・治療ができる低侵襲な医療を広めることで、世界中の人々の健康支援がしたいと思い、志望しました。 私は学部1年生の時に人工関節の講義を聞いて、工学の立場からでも世界の人々の健康支援ができる医工学に感激し、将来はその分野の研究がしたいと強く思いました。 そして学部、修士共に医療系の研究に携わり、職業も私の専門が生かせる医療機器の分野で活躍したいと考えています。 その中で貴社を志望する理由は光学の専業メーカーとして高い技術力を持っており、また、早期診断と低侵襲治療を目指している点に魅力を感じたからです。 さらに、海外の売上も大きく、世界中の医療改善に挑戦しながら成長できると考えています。 医療機器は特殊な分野であり、今後も学ぶことが多いと思いますが、私の「努力家」という性格を生かして、多くのことを吸収し、技術者として世界中の医療に貢献していきたいです。 結論から先に述べている点もわかりやすく、綺麗にまとまっています。 テルモの志望動機の例文 私は、「社会を根底から支えるものに関わるような仕事をしたい」と考えています。 貴社は「医療を通して社会貢献をする」という理念のもと汎用医療機器から最先端の医療機器を通して患者様に貢献しています。 私の祖母は3年前がんを患いましたが、最先端の医療と担当医のおかげで無事完治しました。 長時間にも及ぶ手術や抗がん剤治療を経て健康であることへの幸福を知った彼女は、発症前は家にこもりがちでしたが体操教室や華道の教室に通い、活き活きとした生活をしています。 治療は、ただ体の器官の動きを改善し腫瘍を切除するだけでなく、人間そのものの性格や生活をもプラスの方向に導くことを知りました。 医療や健康は全ての根幹です。 物質的に豊かになったとしても、健康でなければ幸福や楽しさも感じられず、仕事もできません。 貴社は「がん就労制度」を設けており、患者様だけでなく、働く社員の健康やライフスタイルも大切にする点も魅力に感じました。 ただ1行目の就職活動の軸が、他の業界でも当てはまるため、より具体的なことを述べたほうがよいでしょう。 島津製作所の志望動機の例文 私は先述のアルバイトの経験から目標の共有と情報の整理・分析の重要性を学んだ。 また私の強みは新しい事に挑戦しアイデアを創造する事である。 それを示す経験としてアルバイトでのカリキュラムの構成がある。 アルバイト先はローテーションで生徒を指導するが、誰もした事が無かった担当を塾長から打診された。 私は迷わずに担当したい事を伝え、自分で一からカリキュラムを構成し、結果偏差値を20上げ合格出来た。 私は上記の学びと強みを貴社の営業部門で活かしたい。 インターンシップで貴社の研究・開発の姿勢は「見えないものを見えるようにする」ことでこれが人の健康に繋がると学んだ。 これから少子高齢化が進んでいくので私も人の健康の役に立ちたいという思いがある。 その為に0から1を「創造」する事、その為に常に「挑戦」し、1から10にする為に「情報の分析」を行いニーズを見つける事が出来るような営業として貴社で働き貴社のさらなる発展に貢献したい。 しかし、アピールしたいことが多く、わかりにくい文章になっているため、少々削ったほうがよいでしょう。 あなたの志望動機は順調ですか? ここまでは、志望動機を書くために必要な情報をお伝えしてきました。 それでも、「自分の場合はどうすればいいの?」と不安な方も多いのはではないでしょうか。 そんな時は、自分ひとりで抱え込まず、客観的な視点からフィードバックをもらうべきです。 就職エージェントneoでは、企業人事の要望を把握したプロのアドバイザーが年間2万件以上の就活生の悩みにお応えしています。 就活でモヤモヤしている方は、少しでも早くそのお悩みを解決し、自信をもって本番に臨んでください。 当然入社したいと感じる就活生は多いため、記事を参考に、通過できる志望動機を作成しましょう。

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